124億円の高額契約は“失敗”か…「レッドソックスに居場所なし」韓国メディアも注視する吉田正尚の苦しい現状 | RBB TODAY

124億円の高額契約は“失敗”か…「レッドソックスに居場所なし」韓国メディアも注視する吉田正尚の苦しい現状

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124億円の高額契約は“失敗”か…「レッドソックスに居場所なし」韓国メディアも注視する吉田正尚の苦しい現状
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日本人野手史上最高待遇でメジャーに進出した吉田正尚(31)の“苦境”に韓国メディアも注目している。

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アメリカメディア『MassLive』が4月30日(日本時間)に報じたところによると、ボストン・レッドソックスのアレックス・コーラ監督は吉田の肩の状態を「今週は状態があまり良くない。送球が上手くできていない」と説明した。

チームはビジター連戦を消化中のため、5月3日のホーム帰還後にヘッドトレーナーのブランドン・ヘンリー氏が吉田の肩の状態を再確認する予定だという。

吉田は昨年10月に右肩関節唇の手術を受け、リハビリに努めていた。今季オープン戦では指名打者として11試合に出場し、打率0.286(35打数10安打)、1本塁打、7打点、OPS(出塁率+長打率)0.686とまずまずの成績を残していたが、開幕と同時に故障者リスト入り。送球時に痛みが残り、外野守備に就くことができない状態だった。

コーラ監督は「吉田は守備ができなければならない。我々は彼を外野手として獲得した」と、“指名打者”ではなく“外野手”としての試合出場を望んでいる旨を明言している。

吉田正尚
(写真提供=OSEN)吉田正尚

吉田の高額契約は「失敗」か

打撃面だけであれば、昨季のように指名打者として出場することも十分可能に見られたが、レッドソックスのチーム事情が変わった。

今季開幕前、レッドソックスは三塁手アレックス・ブレグマン(31)をFAで獲得し、これに伴って看板打者のラファエル・デバース(28)が指名打者に回った。

当初、デバースはポジション変更に難色を示していたが最終的には指名打者としての出場を決断。開幕5試合で19打数無安打、15三振と最悪のスタートを切ったが、以降は31試合で打率0.260(96打数25安打)、5本塁打、17打点、OPS 0.887と復調しており、打率0.331、6本塁打、23打点、OPS 0.971のブレグマンとともに打線を牽引している。

吉田が再び出場機会を得るには、肩を完治させ、左翼手あるいは右翼手としてプレーするしかない。しかし、シーズン開幕から1カ月以上が経過した現在も、吉田はマイナーでリハビリ出場すらできず。復帰は早くても5月末という見方が出ており、再検査次第ではさらに延びる可能性もある。

仮に肩が回復しても、吉田の状況は芳しくない。主戦場となる左翼手はジャレン・デュラン(28)が定着しており、中堅手では期待の若手セダン・ラファエラ(24)が頭角を現しつつある。また、チーム内最高の有望株と目される外野手ロマン・アンソニー(20)も、傘下マイナーAAAから昇格を待っている状態だ。あらゆる面で、吉田の立場が狭まっていると言って良い。

であれば選手、球団両方にとってトレードが最善とみられるが、それも容易ではない。

吉田は2022年オフにポスティングシステムを通じてレッドソックスと5年9000万ドル(日本円=約124億円)の大型契約を結んだ。翌2023年オフに6年1億1300万ドル(約163億円)でサンフランシスコ・ジャイアンツと契約した“韓国のイチロー”イ・ジョンフ(25)に先駆け、アジア人野手としては破格の条件を得ての挑戦だった。

そして、現在も3年5400万ドル(約77億円)分の契約が残っている。今冬にはトレード説も浮上したが、高額な残余年俸によって実現せず。結局、現在のコンディションに疑問符が付けられていることで、交渉のハードルが一段と高まる事態となっている。

メジャー初年度の2023年は140試合に出場し、打率0.289(537打数155安打)、15本塁打、72打点、OPS 0.783とそれなりの数字を残したものの、契約金に見合ったインパクトとは言いがたかった。

昨季は108試合で打率0.280(378打数106安打)、10本塁打、56打点、OPS 0.765とやや成績を落とした。肩負傷の影響もあったが、怪我以前から外野守備に不安があり、走塁での貢献度も低い。打撃一本で勝負しなければならない打者としては、やや物足りない成績だった。

肩のリハビリが長引き、復帰が遠のく現状で、吉田の契約はますます「失敗例」に傾いている。

(記事提供=OSEN)

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《スポーツソウル日本版》

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