AI橋田壽賀子の脚本で令和版『渡る世間は鬼ばかり』放送へ | RBB TODAY

AI橋田壽賀子の脚本で令和版『渡る世間は鬼ばかり』放送へ

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橋田壽賀子【撮影:小宮山あきの】
橋田壽賀子【撮影:小宮山あきの】 全 2 枚
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 「AI橋田壽賀子」プロジェクトの一環として、『AI橋田壽賀子企画 渡る世間は鬼ばかり 番外編』が5月11日18時30分よりBS-TBSで放送されることが決定した。 

 「AI橋田壽賀子」プロジェクトは、橋田壽賀子さんの文化的遺産を永続的に継承できる仕組みの構築を目的にしたもの。今回はAI技術を活用し、橋田壽賀子さんが手掛けたホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』を令和バージョンで再現する試みが行われた。

 株式会社ABEJAおよび一般財団法人 橋田文化財団は、橋田壽賀子さんが生前描いていた「家族の在り方」というテーマはそのままに、“橋田ドラマらしさ”を踏襲した令和の『渡る世間は鬼ばかり』の脚本作りを進めてきた。このプロジェクトの要は、複雑な倫理観や価値観、人間らしさが交錯する感情、非合理的なアクションなど、橋田ドラマを特徴づける登場人物の再現性にある。そこで膨大な数の『渡る世間は鬼ばかり』の脚本をデータ化し、その世界観を形作る登場人物の表情、ジェスチャー、声のトーン、姿勢などの非言語要素も形式知化することから始めたという。

 そしてABEJAの「ABEJA LLM Series」を脚本家が執筆を行う上でのサポートとして活用し、人とAIが協調する「Human in the Loop」のノウハウを用いて、「橋田ドラマ」の脚本制作に取り組んだという。


《ハララ書房》

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