映画『パリピ孔明 THE MOVIE』の公開を記念して、舞台挨拶が開催された。月見英子役の上白石萌歌、shin役の詩羽、ミア西表役の菅原小春が登壇し、観客とともに音楽愛を語り合った。

舞台挨拶は応援上映の後に開催され、笑顔で登壇した上白石は「英子です!我々もそこの席で映画を観たのですが、応援上映は初めてで!より一層本作への愛が深まりました!」と挨拶を行う。

そして3人は、音楽をテーマにした質問にクロストーク形式で答えていくスペシャルトークを展開。「EIKO、shin、ミアの3人でコラボするとしたら、どんな楽曲をやりたいですか?」という質問では、上白石が「この3人って異色ですよね。本作がなければお互い交わらないんじゃないかってくらいスタイルが違うと思うんですけど、私こはちゃん(菅原)の静寂の中のダンスがすごく好きなんです。曲が落ち着いた時に舞う感じが好きなので、その裏で私と詩羽が歌うのとかよさそう!」と熱弁し、菅原も「グッドアイデア!同意です!二人も踊って!」と盛り上がりを見せた。

そんな菅原は「映画の最後、(上白石&詩羽&幾田りらが)踊ってたじゃん?すごく可愛くって。私そういう系統はやったことがないから、やってみたいです。髪も伸ばしてみて(笑)あの3人みたいな自然な可愛いさを私も出せるようになりたいです(笑)」と回答した。そして詩羽が「小春さんみたいなパワーのある感じで、萌歌ちゃんのパワーがあるパフォーマンスを見てみたいかも!」と理想を語ると、上白石も「じゃあ、踊った方がいいのかな…オールバックで…(笑)」と応じていた。

その後、孔明役の向井理からサプライズで手紙が贈られることに。そこには3人への感謝が綴られていたほか、上白石に向けて「この作品では最も多くの時間を共に過ごしました。撮影中は色々話したよね。悩みを相談してくれたり、英子と孔明の見え方を考えてお互い意見を出し合ったり。いつも一生懸命でまっすぐなあなたに、どれだけ勇気づけられたか。役柄を超えて心から支えたいと思える存在でした。英子が上白石さんでなければ、こんなに自由に孔明を演じることができたのかわからない。最高の我が君だったよ!」と温かい言葉が贈られた。
それを聞いた上白石は涙を流しながら、「愛のこもったお言葉をありがとうございます。向井さんという大先輩に頼りながら英子を演じさせていただきました。心の底から軍師だと思っていますし、宝物のような作品を一緒に駆け巡ることができて、本当に人生の宝物だと思っています。心の震えるようなお言葉をありがとうございました」と込み上げる想いを語った。
