バンド「M.C The Max」のメンバー、ジェイ・ユンさんがこの世を去ってから4年が経過した。
ジェイ・ユンさんは2021年5月13日、ソウル麻浦(マポ)区の自宅で遺体のまま発見された。享年38歳。
それに先立ち、ソウル麻浦警察署にはジェイ・ユンさんの安否に関する通報が寄せられており、所属事務所が「M.C The Maxのメンバー、ジェイ・ユンが私たちの元を離れました」と公式に発表し、衝撃を与えた。
とりわけその訃報が大きな衝撃をもたらしたのは、ジェイ・ユンさんの死のわずか2カ月前に、M.C The Maxのデビュー20周年記念アルバムが発表されていたためだった。記念すべきアルバムのリリース直後に届いた悲報であったため、突然の出来事に世間は大きな衝撃を受けた。
所属事務所は「突然の訃報に、M.C The Maxのメンバーおよび325E&Cの役職員一同が深い悲しみに包まれ、故人を追悼している。ジェイ・ユンが安らかに眠れるよう冥福を祈っていただき、残された遺族のためにも憶測に基づく報道は控えていただきたい」と呼びかけた。

ジェイ・ユンさんの葬儀は新型コロナウイルス感染拡大の状況下であったため、非公開で執り行われた。遺骨は、家族のいるアメリカに安置された。
1982年9月27日生まれのジェイ・ユンさんは、2000年にバンド「Moon Child」でデビュー。その後、メンバーのホ・ジョンミンが脱退して俳優に転向したことで、イス、チョン・ミンヒョクと共にグループ名を「M.C The Max」に改め、新たな活動をスタートさせた。
ジェイ・ユンさんはグループのアルバム制作にも積極的に参加し、独自性のある楽曲を数多く発表した。
M.C the MAXの楽曲だけでなく、INFINITEの『Tic Toc』『Wings』、INFINITEのソンギュの『Light』、LOVELYZの『Fondant』『Floral』などを作曲した。

歌手活動に加えて、SBSのドラマ『レッツゴー』(原題)やKBS2『走れ、うちのお母さん』(原題)などに特別出演し、演技にも挑戦した。特に2012年には、SBSの旧正月特集番組『スター愛情村カップル』に出演し、自らが人気CMソングの作曲家であることを明かして話題を集めた。
(記事提供=OSEN)
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