飲酒運転・当て逃げをした後、マネージャーを身代わりで出頭させるなどして物議を醸した韓国人歌手の実刑が確定した。それでも、ファンクラブは歌手への“支持”を再表明した。
【画像】実刑確定の韓国人歌手、「入れ墨&鉄パイプ」の過去動画
5月15日までに複数の韓国メディアが報じたところによると、歌手キム・ホジュンが最高裁に上告場を提出するも、直後に上告放棄書を提出したことがわかった。
去る4月25日、ソウル中央地裁・刑事控訴5-3部は「特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致傷)」で起訴されたキム・ホジュンに、1審と同じ懲役2年6カ月を宣告していた。これにキム・ホジュン側が上告を申し立てていたわけだが、今回の上告放棄によって、キム・ホジュンの懲役2年6カ月が確定することになった。
キム・ホジュンは上告放棄を決めた後、知人や自身のファンにその旨を伝えた。ファンクラブ「アリス」には、運営スタッフを通じて上告放棄のニュースが伝えられた。
ファンクラブ側は「判断を尊重しなければならない」としたうえで、「和合と節制のなかで社会的役割を継続し、動揺することなく中心を守りながら、歌手様の復帰をともに準備していく」と、改めてキム・ホジュンに対する支持を表明していた。

キム・ホジュンは昨年5月9日、ソウル江南(カンナム)区・狎鴎亭(アックジョン)洞の道路で飲酒運転し、対向車線に停車中のタクシーと衝突した後、逃走した容疑で起訴された。事故後はマネージャーに“身代わり”として出頭を強要したほか、警察の飲酒測定を回避するために追加で酒を飲む“飲酒偽装手口”も行ったとして、韓国国内で大きな波紋を呼んだ。
なお、キム・ホジュンの事故隠蔽に関与したとして起訴された所属事務所THINKエンターテインメントのイ・グァンドゥク代表とチョン本部長も、それぞれ懲役2年および懲役1年6カ月の実刑が確定。また、身代わりとして虚偽の自首をしたマネージャーのチャン氏は懲役1年、執行猶予2年となった。
■【画像】男性の特定部位をこする…韓国女優の“19禁演技”が物議