ドラマ『いつかは賢いレジデント生活』のイ・ミンス監督とキム・ソンヒ作家が、“心に残るお気に入りシーン”を明かした。
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いよいよ明日(5月18日)、最終回を迎える『いつかは賢いレジデント生活』は、「いつかは賢い医師になりたい」と願う若きレジデントたちの成長を描きながら、笑いと感動、そして共感を届けている。
今回は、視聴者ではなく、作品を生み出した監督と脚本家自身が涙した“忘れられない名場面”に注目する。
本作で初の長編ドラマ演出に挑んだイ・ミンス監督が挙げたのは、第8話に登場したピョ・ナムギョン(演者シン・シア)と母親のエピソード。病院生活に必死で、母に電話をかける余裕すらなかったナムギョンが、母の手術をきっかけに久しぶりに母と向き合うという内容だ。

監督は「忙しさを理由に家族に冷たくしていた自分を思い出した」と話し、特に母が退院する日にナムギョンにかけた「ママはすごく幸せな2泊3日だった」というセリフに深く心を動かされたと振り返る。「脚本を読んで泣き、撮影中も泣き、編集しながらも泣いた」と語るほど、監督にとって特別な場面だった。
また、本作で脚本家デビューを果たしたキム・ソンヒ作家も同様に、このエピソードを“最も心に残るシーン”に選出。「何気ない日常の一瞬だが、職場にやってきた母を迎える娘の気持ち、そして働く娘を見守る母の気持ち、そのどちらにも深く共感した」と語った。
さらにキム作家は、最終話にももう一つのお気に入りシーンがあることを明かしている。「“人が言う普通の人生”でなくても、その枠に収まらなくても、幸せにはなれる——そんな慰めのようなメッセージが込められていて、心に残った」と語り、ラストへの期待を高めた。

イ・ミンス監督とキム・ソンヒ脚本家は、社会に出たばかりの若きレジデントたちをはじめ、人生の始まりを迎える新生児、母として新たな一歩を踏み出す女性、手術を通じて生きる希望を抱く患者など、さまざまな登場人物の物語を通して、作品に深みと温かさを加えている。
共感と感動に満ちた名場面の数々が詰まった『いつかは賢いレジデント生活』。第11話は本日(5月17日)21時20分より韓国で放送され、日本ではNetflixで視聴できる。最終回に向けて、ますます目が離せない。