ドラマ『私たちのブルース』や『ある日~真実のベール』、映画『毒戦 BELIEVER』と『楽園の夜』で活躍した俳優チャ・スンウォンが、保護犬を対象とした心温まるボランティア活動を行った。
所属事務所キーイーストは5月16日、チャ・スンウォンが専属モデルを務めるブランド「キハンチョッパル」とともに、4月24日に保護犬施設「ポケットモンセンター」を訪れ、ボランティア活動を実施したことを明かした。
今回の取り組みは、一度限りの寄付にとどまらず、ブランドが掲げる「共生と責任」という理念を実践する場となった。

チャ・スンウォンは当日、「ポケットモンセンター」に1000万ウォン(約100万円)の寄付金と、1トン分のペットフードを寄贈。さらにブランドの全社員とともに、施設内の清掃や障がいのある犬たちのケア、授乳中の子犬へのミルク給餌、散歩のサポートなど、きめ細やかな支援を行った。
熱心な愛犬家として知られるチャ・スンウォンは、現場でも献身的な姿を見せている。
視力の弱い犬を抱きかかえて世話をしたり、障害のある犬に目薬をさしてあげたりと、一頭一頭に寄り添う行動が印象的だった。また、施設が用意した食材でペット用のおやつを手作りし、自ら配る姿も見られた。

チャ・スンウォンは、「障がいがあるからといって違う存在ではない。この子たちも私たちと同じ命であり、十分に愛される資格がある」と語り、「寄付は希望となり、譲渡は新たな始まりになる。その事実を多くの方に知ってもらいたかった」とコメントしている。
そんなチャ・スンウォンは、6月6日から配信予定のNetflixオリジナル『広場』(原題)に出演している。