“国民的女優”チェ・ジンシルさんと、元読売ジャイアンツ投手の故チョ・ソンミンさんを両親に持つ韓国のインフルエンサー、チェ・ジュンヒが、過去に交際相手からDVを受けていたことを告白した。
チェ・ジュンヒは5月19日、自身のインスタグラムに長文を投稿。併せて、過去から現在にかけてのビジュアルの変化を収めたスライドショーも公開している。

「痩せたことで人生変わるかって?うん、変わるよ。しかもすごく」と書き出した彼女は、「元カレは毎日のように言葉の暴力とDV。“俺と付き合ってもらえてありがたいと思えよ”“その体型で誰が付き合うんだよ”と暴言を吐きながら手をあげるような男だった」と明かした。
「痩せてから恋愛が変わった」

さらに、「数カ月前、私のダイエットのビフォーアフター動画(リール)に、そのクズ男がコメントを残してきた。自分の友達をタグ付けして…一体何が言いたかったのかしら」と怒りをにじませた。
「55kg痩せてから恋愛が変わった。人を見る目も、自分への接し方も、そして何より自分を大切にする方法を学んだ」と語り、「これは“外見至上主義”を肯定する話ではなく、自分の体をケアすることで自尊心も守れるということを、身をもって実感した」と続けた。
「誰も私を助けてくれなかった。自分で自分を救わなきゃいけなかった。そんな私を、むしろ友達が心配してくれていた」と振り返るとともに、「痩せたから彼氏ができたわけじゃない。痩せる過程で自分を愛することを覚えたから、健全な恋愛がついてきた。ダイエットは単なる“体重を落とす行為”じゃなく、自分らしく生きるための“宣言”だった」と締めくくった。
チェ・ジュンヒは、女優の故チェ・ジンシルさんと、韓国プロ野球および読売ジャイアンツで活躍した元プロ野球選手の故チョ・ソンミンさんの娘として知られる。兄のチェ・ファンヒは「ベン・ブリス(Ben Bliss)」名義で歌手活動を行っている。
彼女は過去に、自己免疫疾患の一種である全身性エリテマトーデス(SLE)を発症し、治療の副作用によって体重が一時96kgまで増加。しかし強い意志で減量に挑み、現在は身長170cmに対し体重40kg台を維持している。
2023年には、治療のため1日最大24錠のステロイドを服用し、高用量の注射も受けていたことを明かしていた。さらに、リウマチ性関節炎による合併症で「骨盤壊死ステージ3」と診断され、今年3月には「この痛みは経験した人にしかわからない。本当にズキズキしてすごく痛い。もう人工関節に替えたい。それよりも、下半身を切り落としたいくらい…」とSNSで心情を吐露し、大きな反響を呼んだ。
(記事提供=OSEN)
◇チェ・ジュンヒ プロフィール
2003年3月1日生まれ。インフルエンサー。母は韓国の国民的女優だったチェ・ジンシルさんで、父は読売ジャイアンツでもプレーしたプロ野球選手チョ・ソンミンさん。両親は2000年に結婚したが、2004年に離婚。その後、母チェ・ジンシルさんは2008年に、父チョ・ソンミンさんは2013年に突然この世を去っている。2022年2月にY-BLOOMエンターテインメントと専属契約を結び、母親と同じく女優として活動するとされたが、同年5月に契約解除となった。