妻で台湾女優のバービィー・スー（徐熙媛）さんを日本で失った歌手ク・ジュンヨプが、なんと12kgも体重が減り、心配する声が続いている。
最近、台湾メディア『ETtoday』などは、歌手兼女優バイ・ビンビンとのインタビューを通じて、バービィー・スーさんの遺族の近況を伝えた。
報道によると、夫のク・ジュニョプは毎日、台湾の金宝山にあるバービィー・スーさんの墓所を訪れて追悼しており、その姿を見守っていた義母も、哀しみを隠しきれなかったという。
バービィー・スーさんが亡くなって3カ月以上が経過しているが、ク・ジュニョプはいまだに深い悲しみから抜け出せず、急激に痩せたうえ、毎日墓所を訪れることで顔が黒く日焼けしたと伝えられている。
また、5月20日には複数の台湾メディアが、バービィー・スーさんの母が個人SNSを通じて、「ク・ジュニョプは今でもバービィー・スーを恋しく思っている」と明かしたと伝えた。
特に注目されたのは、バービィー・スーさんの母が「娘の銅像が来年の一周忌に合わせて完成する予定であり、そのデザインは夫であるク・ジュニョプが直接手がけた」と述べた点だ。
母親は「場所も美しく、銅像の設計図も本当に美しい。ク・ジュニョプが描いた一つひとつの絵がすべて美しい」と語り、「彼が黒く焼けたのは、いつも娘のそばにいて見守ってくれたから。とても義理堅くて情に厚い人。人生でこんな人に出会えたら、もう何も望むことはない。まさに真実の愛だ」と伝えた。
一方、バービィー・スーさんの妹シュー・シーディーも最近、自身のSNSで故人を追悼する投稿をして注目を集めた。
彼女は「姉はいつも私の味方だった。強く見えたけれど、優しく温かい人だった」とし、「今でもその胸に飛び込みたい。母が姉をとても恋しがっている。私がしっかりしなければ、姉に怒られそう」と、切ない思いを綴った。
亡くなったバービィー・スーさんは、台湾版『花より男子』の主人公として、韓国国内でも高い知名度を誇っていた。過去にユニット「CLON」として活動していたク・ジュニョプと出会い、1年間交際していたが、様々な事情により破局した。
その後、バービィー・スーさんは中国の実業家と結婚し、2人の子をもうけたが、2021年に離婚。翌年にはク・ジュニョプと再婚し、世間の大きな関心を集めた。
ク・ジュニョプとバービィー・スーさんは2022年に電撃結婚を発表し、20年ぶりに再会した映画のようなストーリーで話題を呼んだ。一挙手一投足が注目され、多くの祝福が寄せられたが、結婚3周年を目前にして悲報が伝えられた。
バービィー・スーさんは今年2月2日、日本・東京の病院で亡くなった。1月29日に家族との旅行のため日本に渡ったが、旅行3日目に緊急搬送され、インフルエンザによる肺炎でこの世を去った。その後、遺族は彼女を台湾に安置した。
ク・ジュニョプは妻の死を受け、大きな衝撃を受けたまま台湾にとどまり、すべての活動を中断して表舞台に姿を見せていない。近況写真では、12kg近く体重が減ったと伝えられ、周囲の人々に深い哀しみを与えている。
（記事提供＝OSEN）
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