女優ファン・ジョンウムの離婚が成立した。
5月26日、ファン・ジョンウムの所属事務所Y.ONEエンターテインメントは公式立場を発表し、「2025年5月26日付で、ファン・ジョンウム氏の離婚訴訟が家庭裁判所の調停決定により確定し、円満に終了したことをお知らせする」と伝えた。
続けて「これにより、離婚は正式に成立した」と強調した。
所属事務所は「5月23日に報道された不動産の仮差押えの件については、離婚訴訟中に夫婦共同財産を整理する過程で、双方が互いに対して財産保全措置を行ったものであり、離婚訴訟の手続き中に通常起こりうる事案」とし、「現在、離婚訴訟が終了したことに伴い、当該仮差押えはすべて解除される予定」と説明した。
また、自身が100%の持分を持つ個人企画会社を通じて、およそ43億ウォン(約4億3000万円)を横領した容疑についても「残っているファン・ジョンウム氏の個人法人に関する訴訟についても、速やかに終結できるよう最善を尽くす」と知らせた。

ファン・ジョンウムは2016年2月に元プロゴルファーの事業家イ・ヨンドンと結婚し、翌2017年8月に長男を出産。出産後は女優活動に復帰していたが、2020年9月、裁判所に離婚調停申請書を提出していたことが発覚した。
夫との破局説に注目が集まるなかで、2021年7月、深い対話を通じて夫婦関係を続けることにし、2人目の妊娠まで発表して驚きを与えた。2022年3月には次男を出産している。
離婚危機を脱して次男まで出産しただけに、ファン・ジョンウムと夫の関係は回復したと思われたが、2024年2月には離婚訴訟を進行中と発表。その後、夫についての不満などを公開的に言及し、議論を呼んだりもした。
法的にも独身となったファン・ジョンウムが、4億円の横領などを乗り越えて、再び活動できるのかが注目される。
Y.ONEエンターテインメントの公式立場全文は、以下の通り。
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こんにちは。Y.ONEエンターテインメントです。
2025年5月26日付で、ファン・ジョンウム氏の離婚訴訟が家庭裁判所の調停決定により確定し、円満に終了したことをお知らせいたします。これにより、離婚は正式に成立いたしました。
あわせて、5月23日に報道された不動産の仮差押えの件につきましては、離婚訴訟中に夫婦共同財産を整理する過程で、双方が互いに対して財産保全措置を行ったものであり、離婚訴訟の手続き中に通常起こりうる事案です。
現在、離婚訴訟が終了したことに伴い、当該仮差押えはすべて解除される予定です。当件が訴訟終了直前に報道されたことにより、詳細な説明を差し上げられなかった点について、深くご理解いただけますようお願いいたします。
俳優個人の離婚過程において、意図せず様々な件でご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げ、残っているファン・ジョンウム氏の個人法人に関する訴訟についても、速やかに終結できるよう最善を尽くしてまいります。
ありがとうございます。
◇ファン・ジョンウム プロフィール
1984年12月25日生まれ。2001年にK-POPガールズグループ「Sugar(シュガー)」でデビュー。2004年に脱退し、翌年にドラマ『ルル姫』で演技を開始。『明日に向かってハイキック』で大きな注目を集め、『ジャイアント』『私の心が聞こえる?』『ゴールデンタイム』『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』など多くの作品で演技力と人気を証明。2020年には『サンガプ屋台』『あいつがそいつだ』で主演を務めた。2016年に元プロゴルファーと結婚し、2児の母となるが、2025年5月に離婚が成立した。
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