韓国で「なりたい顔1位」に選ばれたことのあるRed Velvet・アイリーンが、変わらぬ美しさで注目を集めている。
【写真】33歳でも現役アイドルに納得…“なりたい顔1位”のアイリーン
ファッションマガジン『COSMOPOLITAN』は、アイリーンとともに制作した最新カットを公開。本撮影は、約5年ぶりにカムバックを果たすアイリーン&スルギの2ndミニアルバム『TILT』のリリースを前に実現した。
「アイリーンと過ごす真昼の夏」というコンセプトで行われた今回の撮影では、彼女ならではの爽やかで明るい魅力が存分に発揮された。真っ白なニットワンピースや、キュートなデニムセットアップなど、多彩なスタイリングを見事に着こなし、現場のスタッフからも称賛の声が上がったという。

撮影後のインタビューでは、近況やカムバックへの思いが語られた。
アイリーンは「最近はスルギとのアルバム準備で多忙だが、今年は例年よりも季節の移ろいを穏やかに感じられている。『4月ってこんな天気だったな』とか、『そういえば、芽吹きの季節の濃い緑が好きだったな』と、改めて思い出すことが多い」と話す。
今回のアルバムには、タイトル曲『TILT』をはじめとする全6曲を収録。アイリーンは「Red Velvetとしての完全体ではないため、不安もあった。でも、思っていた以上に多くの方が待っていてくれて、準備しながらとても励まされた。ファンの応援が大きな力になった」と感謝を述べた。
前回との違いを明確に
シックで成熟した雰囲気のティーザーイメージでも注目を集めている今回のカムバック。
アイリーンは「1stアルバムのコンセプトが強烈だった分、今回は異なる姿をどう見せるか悩んだ。私とスルギという構成だからこそ、どうしても“双子のような対称性”が自然とにじみ出てしまうから。そこで今回は、“傾く”という意味を持つ『TILT』という言葉を軸に、倒れるのではなく、ふたりでバランスを取りながら支え合う姿を表現したいと思った」と説明した。
続けて、「活動を始めて10年が経ち、ソロアルバムを通じてそれぞれの時間も、ふたりでの時間も経験してきた。だからこそ、より主体的に自分たちを表現したり、内面から湧き上がるエネルギーをアルバムに込めたいという想いがあった。単に格好いいだけではなく、意味のある作品にしたいという気持ち」と、アルバムに込めた思いを明かした。
さらに、今回の活動にあわせ、初となるアイリーン&スルギの単独コンサートの開催も決定。6月14日~15日、ソウル・オリンピック公園オリンピックホールで、『2025 IRENE & SEULGI Concert Tour [BALANCE] in ASIA』が行われる。
「次にアイリーン&スルギのアルバムを出すなら、必ずコンサートを開きたいと思っていた。Red Velvetとしてのステージとは異なる、二人だけの空間を作ってみたかった。今の私たちが持つすべてを出し切って、最高のものを届けたい。楽しんでいただけたら嬉しい」と、笑顔をのぞかせた。

最後に、「アイリーン&スルギは、唯一無二のユニットであり、唯一無二の音楽を届けるチームとして記憶に残ってほしい。私たちだけの“何か”を持っていることは、本当に素敵なことだと思う」と語り、ユニットとしての在り方と目指す方向性を力強く伝えた。
なお、アイリーン&スルギの2ndミニアルバム『TILT』は、5月26日にリリースされた。
◇アイリーン プロフィール
1991年3月29日生まれ。本名はペ・ジュヒョンで、日本のファンからは「ペジュ様」と呼ばれることもしばしば。2014年にRed Velvetのメンバーとしてデビューし、グループ内ではリーダーおよびセンターを務めている。デビュー当初から優れた美貌で注目を集めており、CMにも引っ張りだこ。さまざまなブランドの広告モデルとして多方面に活躍中だ。