ヒロインを務める女優コ・ミンシに「中学1年から中絶の噂」などの新たな疑惑が浮上したものの、主演ドラマ『隠し味にはロマンス』は堅調な視聴率をキープした。
韓国ENAで5月27日に放送されたドラマ『隠し味にはロマンス』第6話では、ハン・ボム(演者カン・ハヌル)とジョン・ミン(演者ユ・ヨンソク)の牽制関係が描かれた。
また、モ・ヨンジュ(演者コ・ミンシ)が過去との決別を始める姿、ハン・ソヌ(演者ペ・ナラ)とジョン・ミンの欲望の交錯など、さまざまな展開が描かれ、視聴者の没入感を高めた。
視聴率調査会社のデータによると、『隠し味にはロマンス』第6話の視聴率は全国3.3%、首都圏3.1%を記録。前回の第5話では全国3.4%、首都圏3.2%と自己最高記録を更新しており、そこからわずかに下落したものの、依然として3%台を維持している。

だが、今後に不安要素がないわけではない。『隠し味にはロマンス』で熱演中の女優コ・ミンシに、学生時代の校内暴力疑惑が浮上したからだ。

あるオンラインコミュニティに5月26日、「女優コ・○○の校内暴力被害者です」との投稿があり、コ・ミンシが中学時代から複数の友人に対し、身体的な暴力、金品の強奪、暴言を繰り返していたと主張された。また、障害のある生徒に対する嘲笑、窃盗、いじめの主導など、具体的かつ衝撃的な被害内容が列挙された。
さらに「A氏は中学1年の頃から中絶の噂が立つほど素行が悪く、退学したり工業高校に進学したりした非行少年たちとの親交を背景に暴力を振るっていた」とし、「気に入らない女子同級生たちを組織的な暴行の対象とし、その結果、毛細血管が破裂したり、頭部を殴打されたり、足で蹴られるなど、惨憺たる学校暴力が繰り返された」などとも書かれた。
被害者という彼らは、コ・ミンシに謝罪や補償は望まず、今後これ以上の被害が出ないよう「芸能活動の永久停止」を強く求めている。
だがコ・ミンシ側は「当該内容は明白な虚偽事実であり、まったくの事実無根」と強く否定。続けて「当社は虚偽の内容に基づく悪意ある投稿によって、所属俳優の名誉が毀損されていることに深い懸念と遺憾を表明する。本日付で法的代理人を選任し、民事・刑事の法的対応について検討・着手した」と強調した。
状況を見守る必要があるが、それでも主人公のスキャンダルとは別に、ドラマ内のロマンスは順調に展開されているようだ。
『隠し味にはロマンス』は、毎週月・火曜日22時にENAチャンネルで放送中。Netflixでも配信中だ。
◇コ・ミンシ プロフィール
1995年2月15日生まれ。韓国・大田広域市出身。20歳のときにウェディングプランナーとして就職したが、女優の夢を諦められずソウルに上京。その後、ウェブドラマや短編映画に出演し経験を積む。2018年の映画『The Witch/魔女』で、主人公ジャユン(演者キム・ダミ)の親友役を演じて話題に。2020年にはNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』で“バレエ少女”イ・ウニュ役を熱演し、2023年7月26日に韓国で公開された映画『密輸 1970』での演技が評価され、“韓国版アカデミー賞”ともされる「第44回青龍映画賞」で新人女優賞を受賞した。
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