映画『見える子ちゃん』（公開中）の公開記念舞台あいさつが7日、都内にて開催され主演の原菜乃華、出演の久間田琳加、なえなの、山下幸輝、京本大我（SixTONES）、中村義洋監督が登壇した。
同作は泉朝樹によるホラーコメディ漫画「見える子ちゃん」の実写映画化作品で、“見えないフリ”をする高校生の全力無反応系エンターテイメント。原がある日突然霊が見えるようになってしまったものの日常を守るために「見えないフリ」を続ける主人公のみこ、久間田がみこの親友で無自覚に霊を惹きつけてしまうハナ、なえなのがみこの同級生で自称・霊能力者であり超個性的な二暮堂ユリア、山下がみこ達が通う高校の生徒会長・昭生、京本が高校の臨時教師で霊に取り憑かれている遠野善を演じる。
イベントでは“霊”がステージ上を徘徊し登壇者たちが“霊が見えないフリをする”という演出があった。全身真っ黒で顔も髪の毛で覆われた“霊”はステージ上でしゃべっている登壇者たちのすぐ後ろに来てたたずんだりしていた。「ネタバレギリギリトーク」の企画の際、原がしゃべっていると“霊”が原の真後ろに立つ場面もあった。原はトークに身が入らず「冷や汗がこんなに止まらない舞台あいさつは初めてかもしれないです」と“霊が見えないフリ”をしつつも悲鳴をあげていた。
なえなのは、巫女の衣装を身に着けて京本の背中を押す場面があったそう。撮影前のカメラテストの際監督から「本当に押さなくていいから全力で走って押すふりをしてください」と言われたものの「気合いが入りすぎて全力で京本さんを押し飛ばしてしまったんです」と告白。「こちらにも今、京本さんのたくさんのファンの方がいらっしゃると思うのですがみなさんの顔がまっ先に浮かんで。本当にみなさんの大事な京本さんを押し飛ばしてしまってごめんなさい」と京本のファンに謝罪。京本は「大丈夫だと思いますよ。優しいのでみなさん」と声を掛けていたが、なえなのは押し飛ばしてしまったときも京本が「さわやかなアイドル笑顔」で「ぜんぜん大丈夫だよ」と声を掛けてくれたエピソードを披露した。
舞台あいさつの最後、原は「伏線だったり仕掛けが散りばめられていて何度も見たくなるような作品になっていると思いますし、私自身ホラーが苦手なのですがそんな方でも最初から最後まで楽しんで見て頂けるような作品になっています。ぜひ、何度でも大切な方と見に来ていただけたら嬉しいなと思っています」とメッセージを送った。
