韓国で“美しき女芸人”と呼ばれたハム・ヒョジュさんがこの世を去って12年が経った。
【写真】事故で9時間超の手術も…25歳でこの世を去った女芸人
ハム・ヒョジュさんは2013年6月8日午前3時頃、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)新吉洞(シンギルドン)付近で帰宅途中に交通事故に遭い、搬送先の病院でこの世を去った。29歳だった。
ハム・ヒョジュさんは当時、芸人仲間たちと会食後、帰宅途中に反対車線のタクシーを止めようと道路を横断した際、乗用車にはねられた。その後、直ちに病院へ搬送されたが、出血多量で亡くなった。
1984年2月17日生まれのハム・ヒョジュさんはソウル芸術大学演劇科出身で、2005年に地上波テレビ局MBCの公開採用15期コメディアンとして合格し、同年のお笑いバラエティ番組『笑えば福が来ます』(原題)でデビューした。
以降も数々の番組に出演し、お茶の間に笑いを届けた“美しき女芸人”で知られたほか、各芸能事務所に所属するアイドルに演技指導をしたことでも有名だ。

当時、ハム・ヒョジュさんの悲報には哀悼の声が多数寄せられた。
タレントのアン・ソンヨンは「とても若いのに。家族の傷心があまりに大きすぎる。謹んで故人のご冥福をお祈りします」と伝え、お笑い芸人のパク・ヒスンも「国民に笑いをもたらしたコメディアン。謹んでお悔やみ申し上げます」と述べた。
ガールズグループAFTERSCHOOL出身の女優イ・ジュヨンも生前の縁に触れ、「突然の知らせに驚いた。私の演技の師匠のご冥福を祈ってください」とコメントした。
そのほか、ト・デウンやイ・グクジュ、ソ・ギョンソク、チョン・ジュンハなどが、ハム・ヒョジュさんを惜しむ言葉を伝えていた。
(記事提供=OSEN)