女優のイ・ウィジョン（49）が9歳下の恋人をテレビで初公開し、切なくも温かいラブストーリーを明かした。
イ・ウィジョンは6月12日に放送された韓国MBNの番組『特ダネ世界』に出演し、6年間交際している恋人チャン・スホさんを初公開。1984年生まれのチャン・スホさんは元柔道選手で、18歳の頃にイ・ウィジョンのファンだったという。その後、6年前に思い切って告白し、恋人関係に発展した。
チャン・スホさんは、「一緒にジムに行ったり、ご飯を食べたり、送り迎えをしているうちに、気づいたら“女性”として見ていた。見た目は小動物みたいで、年の差はまったく気にならなかった」と率直に語った。これに対しイ・ウィジョンも「むしろ“お兄さん”みたい。家族以上に頼れる存在。私が何をしても、すべてを肯定してくれる人なんです。本当に感謝してる。そんなふうに接してくれる人なんて他にいない」と深い愛情を伝えた。
脳腫瘍の闘病を経て、今も後遺症に苦しんでいるとイ・ウィジョンは、涙ながらにこう明かした。
「股関節の壊死で子どもが産めないって言われたんです。遺伝の可能性もあると聞きました。自分の病気を誰かに受け継がせたくないし、誰もが当たり前にする結婚や出産を私だけできないことが、すごく申し訳なくて…」
そんな彼女に対し、チャンさんは静かに、力強く語った。
「僕にとっては、子どもよりもあなたが元気でいてくれることの方が大事です。もちろん両親は望んでいるかもしれないけど、現実として難しいなら仕方ない。気に病まないで。それは僕が納得して選んだことだから」
番組の最後には、チャン・スホさんがイ・ウィジョンに宛てた手紙を朗読する場面も。
「22年前、“雷のような髪型”だったお姉さんに、また再会できただけでも幸せだった。これまでたくさん辛いことがあったよね？これからは、僕たちだけの夢に向かって一緒に歩いていこう」
イ・ウィジョンは涙を流しながら、最後にこのように語った。
「彼は私にとって連理の枝の木みたいな存在。そばにいてくれて、私が安心して休める、そんな人なんです」
（記事提供＝OSEN）
