BTSのメンバー7人全員が兵役を終え、完全体としての復帰を目前にしているが、カムバックの時期について所属事務所は依然として慎重な姿勢を崩しておらず、関心が集まっている。
HYBEのパク・ジウォンCEOは、今年3月の定期株主総会で「BTSのメンバーたちは今年上半期末に兵役を終えて復帰する予定だ」としながら、「復帰後には活動の準備と作業の時間が必要だ」と述べた。
続けて、「当社としてもトップクラスの作曲家たちとのコラボレーションに向けた協議を進めている」としつつも、「何よりアーティスト本人たちの熟考と準備が最優先だ」と強調した。
パクCEOはまた、「通常は楽曲制作の後にアルバムをリリースし、その後ツアーに入るという流れだが、BTSはすでにグローバルトップアーティストであるため、次のビジョンや方向性について社内でも多くの議論が続いている」と付け加えた。

つまり、全員が除隊を終えた今もなお、HYBEはカムバック日程について慎重かつ慎重な立場を維持している状況である。
それにもかかわらず、ファンの期待は日ごとに高まっている。
6月13日に開催されたJ-HOPEのアンコールコンサート「HOPE ON THE STREET FINAL」にメンバー全員が集まり、「完全体復帰に向けた本格的な始動が捉えられた」という解釈も出てきた。
特にJINとJUNGKOOKがステージに立ち、RM、V、JIMIN、SUGAは客席から公演を観覧する様子が公開され、雰囲気は一気に加速した。

当時、J-HOPEも「愛してる」とメンバーに語りかけ、「本当にありがとう、うちのメンバーたち。今日はみんなにとって特別な日だ。メンバーたちがみんな兵役を終えて戻ってくるタイミングになった。皆さんに見せられることが本当にたくさんあるはず。一生懸命、どうにかしてでもちゃんと準備して必ず見せるから、たくさん期待してほしいし、健康に戻ってきたメンバーたちに拍手を送りましょう。いつも活動するときはメンバーたちを見ながらやっていた。メンバーは僕にとって大切な存在」と語り、期待感を高めた。
本日(6月21日)除隊を終えたSUGAを含め、すべてのメンバーが兵役を終えた今、BTSの完全体カムバックが「いつ」「どのように」実現するのか、世界中のファンの注目が集まっている。
明確な日程はまだ発表されていないが、多くの関係者たちは「すでに動きは確実に始まっている」という共通した空気を伝えている。
(記事提供=OSEN)
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