“韓国大学女子サッカー”に日本人GKコーチが?元WEリーガー武仲麗依(33)が異色の道を選んだ理由 | RBB TODAY

“韓国大学女子サッカー”に日本人GKコーチが?元WEリーガー武仲麗依(33)が異色の道を選んだ理由

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“韓国大学女子サッカー”に日本人GKコーチが?元WEリーガー武仲麗依(33)が異色の道を選んだ理由
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韓国中部の大田(テジョン)広域市にある大徳(テドク)大学の女子サッカー部に、世代別代表やWEリーグ経験のある日本人コーチがいることをご存じだろうか。

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武仲麗依(たけなか・れい/33)は華やかな選手経歴を持つ異色の指導者だ。現在は大徳大学の女子サッカー部で「プレイングGKコーチ」としてGKを指導しながら、自らも同大学の生活体育学科で勉強しており、“学生兼指導者”というユニークな立場に立っている。

1992年5月18日生まれの33歳。日ノ本学園では2010年の全国高校女子サッカー選手権優勝を経験し、2011年にINAC神戸レオネッサに入団。2012年にはU-20女子ワールドカップの日本代表メンバーに選ばれた。2023年5月の引退発表までINAC神戸のほかベガルタ仙台レディース(現マイナビ仙台レディース)にも在籍し、なでしこリーグとWEリーグ含め通算95試合に出場した。

「話を聞いてすぐに“行きます”と…」

6月23日、「第33回女王旗全国女子サッカー大会」が開催中の陜川(ハプチョン)郡民体育公園に、ピッチサイドで選手を熱心に指導する武仲コーチの姿があった。

武仲麗依
選手に指導する武仲麗依コーチ(右)

大徳大学のコ・ムニ監督は「GKコーチがいないチームも多いなか、世代別日本代表経験のある優秀な指導者がいて心強い。エージェントを通じて武仲コーチを迎え入れることになったが、とても満足している。選手たちの成長に大きな助けになっている」と笑顔で語る。

選手としての実績を見れば、日本でも十分に指導者として活動できるように思える。しかし、なぜ武仲コーチは韓国に、それも大学女子サッカーの舞台にやってきたのだろうか。

「日本では負担があまりにも大きかったんです。(コーチとして)働くこともできましたが、あまりにも大きな責任感を感じなければならないよう思いました。エージェントを通じて韓国の話を聞いたとき、すぐに“行きます”と言いました。韓国がとても好きだからです」

現役時代、INAC神戸ではチ・ソヨン(34、シアトル・レインFC)やイ・ミナ(33、オタワ・ラピッドFC)などの韓国人選手ともチームメイトだった。「神戸で韓国の選手たちと仲良く過ごしました。良い思い出がたくさんあります。私が韓国に行くと話したら、チ・ソヨンは“本当に来るの?”と驚いていました」と武仲コーチは微笑む。

武仲麗依コーチ
武仲麗依コーチ

まだ韓国語は流暢というわけではなく、コミュニケーションに苦労することもあるというが、それでも武仲コーチは韓国での生活に満足している。「団体生活を久しぶりにできることが楽しいです。このような大会に来て一緒にトレーニングをし、試合に出るのも幸せです。韓国での生活も満足しています。サムギョプサルが好きで、よく食べています」と明るく語った。

そして最後、「今後どんなことが起きるかはわかりませんが、一生懸命頑張ってチームを助けたいです」と意気込みを伝えていた。

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《スポーツソウル日本版》

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