結婚により思わぬ被害を受けたナンシー・ランが、膨れ上がった借金について衝撃告白をして話題だ。
6月25日、YouTubeチャンネル「これが本当の最終」には、「こんな男にだけは絶対会わないで…」というタイトルの動画がアップされた。この動画では“パジャマ女子会”が開催され、“バツイチ”タレントのソ・ユリとナンシー・ランがゲスト出演した。
ナンシー・ランは、離婚後に交際している人がいるかと尋ねられると「一度トラウマになると怖くて信じられなくなる。なかなか恋愛できなかったけど、昨年9月にようやくトラウマから抜け出して、周囲に“紹介して”とお願いするようになった。バツイチでもいいし、独身ならもっといい。バツイチの方が気楽かもしれない」と率直に語った。
ソ・ユリが「理想が高そう」と言うと、ナンシー・ランは「理想は高くない。むしろ下がった。思い切ってマッチングアプリにも登録したし、何人かと会ってみた。ものすごく勇気が必要だった。簡単じゃない。本気で恋愛がしたくて、“バツイチ限定恋愛番組”にも出ようかと思った。でも怖くない？誰にも選ばれなかったら…」と笑いながら語った。
話題は借金問題へ
特に印象的だったのは、ソ・ユリが離婚後に元夫の借金の半分以上を返済したと語った場面。
ナンシー・ランは「私も結局サインさせられて、最初は8億ウォン（約4000万円）だった借金が、7年で14～15億（約1億4000～5000万円）になった。利子だけで月に1300万ウォン（約130万円）になった。第1～第3金融機関すべてを合わせての話」と共感を示すと、「“取り戻してあげる”と言われたけど、実際は元本すら返していない」と明かし、ソ・ユリの粘り強さに感嘆した。
また、結婚を考えている後輩たちにアドバイスを求められると、「まずは相手と一緒に健康診断を受けて、お互いの結果を確認すること。もしも、どちらかに問題があれば、結婚しても幸せにはなれない。健康管理は大事」と語りつつ、「次に、あらゆる書類を取り寄せて、借金の有無を確認すること。話している内容が事実かどうかをちゃんと調べて、家族が本当に存在するかどうか、兄妹や両親が本物かどうかも確認すべき」と、離婚経験者ならではの“三カ条”を伝え、スタジオを笑いと驚きで包んだ。
これに対し、共演者のキム・トルトルは「慎重になって損することはない。いつ、誰に起こるかわからないことだ」とコメント。ナンシー・ランも「私も、自分がそんな経験をするとは思わなかった」と静かに語った。
ナンシー・ランは2017年にワン・ジンジンとの結婚を発表。しかし、ワン・ジンジンが2009年に故チャン・ジャヨンさんの手紙を偽造したとして有罪判決を受けていた犯罪者チョン・ジュンジュと同一人物であることが判明。出身地や職業も偽り、特殊強盗強かんや詐欺・横領などの前科があることが発覚し、波紋を呼んだ。
結局、ナンシー・ランは翌年10月に離婚を発表。約3年にわたる裁判の末、ようやく“他人”に戻ることができた。しかし彼女には、元夫が残した負債を含め、約10億ウォン（約1億円）もの借金がのしかかることとなった。
（記事提供＝OSEN）
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