『パンどろぼう』の作者・柴田ケイコに密着! 「持ち味を伸ばす」絵本に込める想いとは…『情熱大陸』 | RBB TODAY

『パンどろぼう』の作者・柴田ケイコに密着! 「持ち味を伸ばす」絵本に込める想いとは…『情熱大陸』

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6月29日23時から放送される『情熱大陸』 (C)MBS
6月29日23時から放送される『情熱大陸』 (C)MBS 全 1 枚
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 6月29日23時から放送される『情熱大陸』(TBS系)では、絵本作家・柴田ケイコによる創作現場が紹介される。

(C)MBS

 シリーズ累計450万部を突破し、令和で最も売れている児童書『パンどろぼう』。不思議な見た目でおっちょこちょいな主人公と仲間たちが繰り広げる奇想天外な物語に、魅了される読者がひきもきらない。しかし、大ヒットの裏側で作者の柴田は苦心していた。

 「次はもっとおもしろくしなければ…」と語る背中には、売れ続けることへの重圧と、読者を喜ばせたいという使命感、見えない何かがのしかかっているようだった。

 イラストレーターとして活動する傍ら、絵本作家になったのは43歳と遅咲き。きっかけは、当時3歳の長男が弱視になり、幼くしてメガネをかけるようになったこと。メガネを嫌いになってほしくないという一心から独学で絵本作りを学び、8年がかりで完成させたのがデビュー作『めがねこ』だった。大手出版社の目に留まり、オファーを受けて描いた2作目『おいしそうなしろくま』で数々の賞を受賞。高知の山あいの町に暮らす柴田は、一躍全国区の絵本作家となった。

 今、柴田が手がける絵本は多岐にわたり、スケジュール表には締め切りが3年先までぎっしり。納期に追われながらも描きたいテーマを自問する日々だが、つねに読者を考えている。絵本に込めてきた「人の欠点や短所を無理に直すより、持ち味を伸ばす」という想いは、デビュー作からずっと変わっていない。

 番組では、『パンどろぼう』シリーズ最新作の執筆現場から、子どもたちの“あるある”をテーマにした新シリーズ絵本『わすれぽんたくん』が生まれる瞬間も捉えようする。だが、締め切りの直前まであらすじや主人公のキャラクターは何も決まっていなかった。土佐の自然と夫との山登りをこよなく愛する人気作家の、着実で思いのこもった創作の日々に迫る。


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《ハララ書房》

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