BIGBANG出身のT.O.Pことチェ・スンヒョンが、賛否両論の評価を受けながらも『イカゲーム』シーズン3のプロモーションに本格的に参加した。
6月28日午後、ソウル・世宗大路（セジョンデロ）ではNetflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3のフィナーレイベントが開催された。現場にはファン・ドンヒョク監督をはじめ、イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、パク・ヘス、チョン・ホヨン、イ・ユミ、イム・シワン、カン・ハヌルなどシーズン1～3の主要キャストが総出動し、ファンとの交流を楽しんだ。
この日のステージには、シーズン2で落ちぶれたラッパーのタノス役を演じたチェ・スンヒョンも登場し、注目を集めた。
チェ・スンヒョンは2016年に大麻吸引の疑いで起訴され、懲役10か月、執行猶予2年の判決を受けた後、芸能活動を中断していた。その後、自粛期間を経て『イカゲーム』シーズン2への出演で復帰したものの、コネで選ばれたのではないかというキャスティング疑惑や演技力に対する論争など、さまざまな雑音がついて回った。
実際、彼はシーズン2の制作発表会やグローバルショーケースなど、主要なプロモーション行事からは除外され、公開後も「賛否両論」の評価が分かれた。後になってインタビューを通じて論争に対する立場を表明したこともあった。
しかしシーズン3の公開を前に、チェ・スンヒョンはアメリカでのプロモーションに参加し、本格的な宣伝活動に投入された。6月1日、アメリカ・ロサンゼルスのキア・フォーラム（Kia Forum）で開かれたNetflixグローバルファンイベント『TUDUM 2025』にサプライズ登場した際、「僕が現れて驚かれたと思いますが、こんな素晴らしい場に僕がいないわけにはいきません」と挨拶した。
6月28日のイベントでもステージに立ったチェ・スンヒョンは、「この偉大な作品に参加できて感謝しています」と述べ、「多くのことを学びました。ファン・ドンヒョク監督に改めて感謝を伝えたいし、本当にお疲れさまでした」と語った。
なお、『イカゲーム』シーズン3は再びゲームに参加したギフン、正体を隠したフロントマン、そして生き残った参加者たちの最後の選択を描く作品だ。
（記事提供=OSEN）
◇T.O.P プロフィール
1987年11月4日生まれ、本名チェ・スンヒョン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビューした。最年長メンバーであり、グループ内ではリードラッパーを務めた。2017年に義務警察として兵役をスタートさせたが、服務中に過去の大麻使用事実が明らかになり、社会服務要員に転換。2019年7月の除隊当時は秘密裏にファンミーティングを開催し、その場に駆け付けたファン一人ひとりと握手を交わすなど、ファンに対する並みならぬ愛情を見せた。2022年2月、YGエンターテインメントとの専属契約を解除。2023年5月31日、自身のインスタグラムを通じてBIGBANGを脱退したことを明言した。
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