元中日ドラゴンズ李鍾範が韓国プロ野球“出禁”に?レジェンドはなぜ前代未聞の「バラエティ移籍」を決断したのか | RBB TODAY

元中日ドラゴンズ李鍾範が韓国プロ野球“出禁”に?レジェンドはなぜ前代未聞の「バラエティ移籍」を決断したのか

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元中日ドラゴンズ李鍾範が韓国プロ野球“出禁”に?レジェンドはなぜ前代未聞の「バラエティ移籍」を決断したのか
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「一体何が起きたんだ?」――そんな声が漏れるほど、突然の決断だった。現役時代に中日ドラゴンズでも活躍したイ・ジョンボム(李鍾範)が、韓国プロ野球コーチよりもバラエティ番組出演を優先したのだ。

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6月27日、KTウィズのコーチリストからイ・ジョンボムの名前が消された。新たな挑戦を望んだ本人が契約解除を求め、球団が熟慮の末にこれを受け入れたという。

イ・ジョンボムの新天地はプロ野球の他球団ではない。野球バラエティ番組『最強!野球団』だ。

昨年10月にKTのコーチに就任したイ・ジョンボムは、わずか8カ月でユニホームを脱ぐ形となった。ただ、一軍打撃コーチを務めた同氏の退団について、KTは「空白はそれほど大きくない。パク・ギョンス・コーチが空席を埋める」と説明している。

異例の「プロ野球→バラエティ」引き抜き劇

韓国プロ野球で一時代を築いたレジェンドでありスーパースターのイ・ジョンボム。現役時代はKIAタイガース(前身のヘテ・タイガース含む)の象徴として活躍し、彼が着用した背番号7番は永久欠番となった。

日本でも1998~2001年に中日でプレーし、「風の子」「韓国のイチロー」などと呼ばれた。中日時代に誕生した名古屋生まれの息子イ・ジョンフは、米メジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツで活躍を披露している。

引退後は2013年から指導者としての道を歩み、韓国代表のコーチを務めた。解説者としても活動し、グラウンド内外で豊富なキャリアを築いてきた。

今回、イ・ジョンボムが加わる『最強!野球団』は、著作権トラブルを抱えるなかで彼の“ブランド価値”に注目したものとみられる。著作権トラブルによって派生した野球バラエティ番組『花火野球』(原題)が依然として人気を集める状況で、『最強!野球団』が巻き返しの起爆剤としてイ・ジョンボムを選んだのだろう。

問題は招へいする“タイミング”だ。韓国プロ野球はまだレギュラーシーズン半ばで、熾烈な順位争いの真っ只中であり、そんな時期にいち球団のコーチを無理やり“引き抜く”格好になった。イ・ジョンボム本人も、前段未聞と言えるシーズン途中の退団を決断したわけだ。

イ・ジョンボム
(写真提供=OSEN)イ・ジョンフ(左)、イ・ジョンボム

ある球界関係者はこう語る。

「なぜこのような決断をしたのか、まったく理解できないわけではない。ただ、道義的に見て良いことではないと思う。順位争いとは関係なく、シーズン中に辞任するのは非常にまれなケースだ。極秘裏に進められていたようだ」

KTは一軍打撃コーチという中枢の人物を失ったにもかかわらず、「問題ない」と強調している。これはイ・ジョンボムにとって屈辱的とも言える。一方でイ・ジョンボムが「すべてを手放した」「韓国プロ野球に復帰する意思がない」という意味にも捉えられる。

同関係者は「現場では自分より若い監督が多くなった。おそらく“監督のポストは難しい”という結論に至ったのではないか。個人的な推測だが、プロ野球に戻るつもりはもうないのかもしれない」と付け加えた。

イ・ジョンボム
(写真提供=OSEN)イ・ジョンボム

イ・ジョンボムの今回の決断について、現場では「復帰は難しいだろう」という見方が大勢を占めている。

もちろん、未来に何が起きるかは誰にもわからないが、今回の“去り方”があまりにも唐突だっただけに、今後も多くの波紋を呼ぶことは間違いないだろう。

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《スポーツソウル日本版》

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