『イカゲーム』シーズン3には“似たような声”だけ出演…「001番の老人」俳優オ・ヨンス(80)、裁判が長引く | RBB TODAY

『イカゲーム』シーズン3には“似たような声”だけ出演…「001番の老人」俳優オ・ヨンス(80)、裁判が長引く

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『イカゲーム』シーズン3には“似たような声”だけ出演…「001番の老人」俳優オ・ヨンス(80)、裁判が長引く
『イカゲーム』シーズン3には“似たような声”だけ出演…「001番の老人」俳優オ・ヨンス(80)、裁判が長引く 全 1 枚
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『イカゲーム』シーズン3が公開され世界的な注目が集まっているが、シーズン1で話題の人物となった俳優オ・ヨンス(80)の裁判が長引いている。

【写真】オ・ヨンス、強制わいせつを否認「手を握っただけ」

6月30日、法曹界によると、水原(スウォン)地方裁判所・城南(ソンナム)支院第6-1刑事部(控訴審)は、強制わいせつの疑いで起訴されたオ・ヨンスに対する控訴審の弁論期日を8月12日に開く予定だ。

2024年8月に始まり、今年6月3日に判決が予定されていたが、大統領選挙と重なり6月10日に延期され、その後7月1日へと変更された。さらに裁判所は、8月12日に弁論を再開することを決定し、この日は判決ではなく、証人尋問が行われる予定だ。

オ・ヨンスは、2017年7月から9月にかけて、舞台公演のため地方に滞在していた際、女性Aさんを散歩中に抱き寄せたり、住居前で頬にキスしたりしたなど、2度にわたる強制わいせつ行為をしたとして在宅起訴された。

2024年3月の第1審では有罪とされ、懲役8カ月、執行猶予2年の判決を受けた。これに対し、検察は「量刑が軽すぎる」、オ・ヨンス側は「事実認定の誤りおよび法解釈の誤り、量刑不当」を理由に、それぞれ控訴した。

『イカゲーム』に出演時のオ・ヨンス
(画像=Netflix)『イカゲーム』に出演時のオ・ヨンス

続く今年4月の第2審で、検察は「演劇界で50年間活動してきたベテランである被告人が、演劇界に入ったばかりの団員に対して性加害を行った重大な事案」として、懲役1年を求刑した。

オ・ヨンス側の弁護人は「公訴事実には直接証拠がなく、被害者の供述が唯一の証拠だ。しかし、その供述は一貫しておらず、具体性がなく、第三者の証言などとも矛盾しており、信用性に欠ける」として無罪を主張した。

また、第1審が被告の謝罪メッセージを有罪の証拠と認めた点については、「『イカゲーム』で話題になった際、突然被害者から謝罪を求められ、戸惑ったが、俳優や制作者に迷惑をかけないよう形式的に謝罪しただけだ」と弁論した。

なお、オ・ヨンスは『イカゲーム』シーズン1で、「001番の老人」オ・イルナム役を演じた。この作品で第79回ゴールデングローブ賞において、韓国俳優として初めて助演男優賞を受賞している。

ただ、この事件の影響により、最新のシーズン3では“似たような声”だけの出演となった。

これについて『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督は、「オ・ヨンス氏は不祥事により参加できない状況だった。出演させるには無理があると判断した」とし、「仮面をかぶせて代役の俳優で撮影を進めた。声も実際に俳優本人を呼んで録音するのは難しかったため、声優を使い、AIで似た声を作って加えた」と説明した。

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《スポーツソウル日本版》

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