俳優のシン・グが最愛の妻を失った。
シン・グの妻であるハ・ジョンスクさんが7月2日、87歳でこの世を去った。
通夜はソウル・峨山(アサン)病院の葬儀場で設けられ、シン・グは息子夫婦とともに本名の「シン・スンギ」で喪主として名を連ねている。出棺は7月4日午前5時20分に執り行われ、故人は広陵(カンヌン)追慕公園に埋葬される予定だ。
シン・グとハ・ジョンスクさんは1974年に結婚し、1人息子をもうけた。
1936年生まれのシン・グは、1962年に演劇『牛』で舞台デビュー。1969年にはソウル中央放送(現KBS)の特別採用俳優としてテレビ界に進出し、『水模様』『願い』『勝手にしやがれ』『サンドゥ、学校へ行こう!』『ごめん、愛してる』など、数々のドラマで印象的な演技を披露した。
ほかにも、シットコム『並たいていのことでは彼らは防げない』や、ナ・ヨンソクPDによるバラエティ『花よりおじいさん』シリーズでも親しまれた。
そして今年5月に韓国で公開されたアクションコメディ映画『ハイファイブ』(原題)では、不老不死を夢見るカルト教団の教祖ヨンチュン役を演じたほか、舞台『ゴドーを待ちながら』にも出演するなど、8月で89歳になる現在も第一線で活躍し続けている。

そして今年5月に韓国で公開されたアクションコメディ映画『ハイファイブ』(原題)では、不老不死を夢見るカルト教団の教祖ヨンチュン役を演じたほか、舞台『ゴドーを待ちながら』にも出演するなど、8月で89歳になる現在も第一線で活躍し続けている。