声優出身でタレントのソ・ユリが、一部で囁かれている“エクセル放送”に関する噂について自ら否定した。
7月14日、ソ・ユリは自身のSNSを更新し、「はあ、また妙な噂が広まってるみたいだから、もう質問はやめて!持っていた家などの資産を売って約11億ウォン(約1億1000万円)を返済し、残りの2億(約2000万円)は広告や番組出演で一生懸命働いて返しました!」とコメントした。
続けて「噂になっている“エクセル放送”には、たった4回しか出演してません。4回で稼いだのはちょうど500万ウォン(約50万円)。そんなに大きな金額ではありません。だから、くだらない噂はやめましょう。ね?」と強調した。
女性が“金で躍る”過激配信
ソ・ユリが言及した“エクセル放送”とは、韓国の配信プラットフォーム「AfreecaTV」で使われ始めた言葉で、数人の女性BJ(ブロードキャスティング・ジョッキー=配信者)を集めて競わせる形式のライブ配信を指す。

主に有名男性BJが企画・進行し、複数の女性BJが出演。支援金のランキングをエクセル表のように整理して公開するスタイルから“エクセル放送”と呼ばれている。
番組内では、いわゆる“星風船”と呼ばれる課金アイテムを受け取った女性BJが、視聴者に向けてダンスなどのリアクションを披露。支援金が多いほど演出が扇情的になるケースもあり、倫理的な議論を呼ぶこともある。
ソ・ユリは以前、YouTubeチャンネル『パジャマパーティ』に出演し、自身の借金事情を明かした。当時、「10億ウォン(約1億円)の借金が話題になったよね?」と聞かれた彼女は、「実際は10億じゃなく、正確には20億ウォン(約2億円)くらい。13億は返済した。資産も整理して返した」と説明。また、「周囲からは“自己破産したほうがいい”と言われたけど、私が作った借金じゃない。彼(元配偶者)のせい。でも私の名義を貸した責任があるから、私が責任をもって返すべきだと思った」と語っていた。
その後、今年4月には一時的な金銭的困窮から“エクセル放送”に出演。過激な演出で知られる同形式への出演には否定的な反応も多く、彼女は約1カ月で降板した。しかし、「借金返済のために出演していた」との噂が拡散したことを受け、今回、自ら釈明に乗り出したとみられる。
なお、ソ・ユリは昨年3月にテレビプロデューサーのチェ・ビョンギル氏と離婚。現在は結婚情報サービスを通じて出会った1992年生まれの法律関係者と交際中だ。
◇ソ・ユリ プロフィール
1985年2月8日生まれ。2008年、デウォン放送の声優としてデビュー。『鋼の錬金術師』のエンヴィー、『とある科学の超電磁砲』の春上衿衣、『ワンパンマン』Blu-ray韓国版の地獄のフブキ、『仮面ライダードライブ』の詩島霧子など、日本の人気作品の韓国語版吹き替えを多数担当。バラエティ番組にも多数出演する数少ない「顔を知られる声優」となり、タレントとしても活躍している。プライベートでは2019年8月、MBCドラマプロデューサー出身のチェ・ビョンギルと出会って4カ月で結婚。しかし2024年3月に離婚すると発表し、6月に離婚が成立した。
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