女優のカン・ソハ(本名カン・イェウォン)さんが、胃がんのため亡くなった。
31歳という若さでの突然の訃報を受け、学校の同期や知人たちからも深い悲しみの声が上がっている。
所属事務所MCNインサイトは7月14日、「カン・ソハさんが同日午前、胃がんとの闘病の末にこの世を去った」と発表した。
1994年生まれのカン・ソハさんは、韓国芸術総合学校・演劇院の演技科を卒業後、2012年に音楽グループBrave Guysの『Farther Away』ミュージックビデオでデビュー。2014年にはドラマ『ソナム女子高探偵団』に出演し、以降は『ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー~』『オクニョ 運命の女』『漆黒の四重奏<カルテット>』『17歳の条件』『誰も知らない』などでキャリアを重ねた。

なかでも、2018年2月から放送されたテレビ小説『波よ、波よ~愛を奏でるハーモニー~』では、主人公オム・スニョン役を演じ注目を集めた。
突然の訃報にSNS上では追悼の声が相次いでいる。韓国芸術総合学校の同期である女優パク・ジュヒョンは、「ご冥福をお祈りします、イェウォン。あちらでは痛みもなく、きれいな笑顔のままでいてね」とコメントを投稿。これに女優チョン・シネも「いいね」を押して哀悼の意を示した。
そのほか、彼女と縁のあった人々からも、思い出や感謝の言葉が投稿されている。「先生のおかげでたくさん学びました。今も頑張っています。本当はご連絡するべきでした。会いたくなります。イェウォン先生のこと、忘れません」といった教え子からのメッセージや、「教会でお見かけするたびに、穏やかで明るい方だなと思っていました。元気にされていると思っていたのに、こんなにつらかったとは思いませんでした」といった声も寄せられている。

またある知人は、「鎮痛剤で耐える中でも“これくらいで済んでよかった、ありがたい”と話していました」と、彼女が苦しみのなかでも感謝の言葉を口にしていたことを明かし、深い悲しみをにじませた。
(記事提供=OSEN)