BTS・Vの『イカゲーム』コスプレ姿を映したTikTok動画が、再生回数1億回を突破し話題となっている。
この動画は、2021年12月にBTSが米ロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催したコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA」でとあるユーザーが撮影したもの。
当時、Vは世界中で空前のブームを巻き起こしたNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』に登場するピンクガードの衣装を着用してサプライズ登場し、会場を一気に沸かせた。
この場面はコンサートの“ハイライト”として大きく注目を集め、Netflix公式アカウントも「私たちは“BTS × イカゲーム”に夢中だけど、Vは絶対にマスクを着けちゃダメ」と冗談まじりに投稿。アメリカの週刊誌『ピープル』も「ここまでイケメンでいいのか」とVがマスクを外した瞬間を絶賛した。
ファン熱望「VもTiktok個人アカウント開設すべき」
その後、『イカゲーム』がシーズン2、シーズン3と新作を発表するなかでVのコスプレが再注目され、TikTokやインスタグラムのリールといったショート動画プラットフォーム上で急速に拡散。TikTokでは再生回数1億回、1460万件の「いいね」、16万2000件以上のコメントを記録するなど、圧倒的な反応を呼んでいる。
『ビルボードコリア』も公式アカウントを通じて、「Vがコンサートで『イカゲーム』のピンクガードに扮して登場し、ファンの歓声を浴びた名場面が再び話題を集めている。コンサート当時の映像や写真もバイラル化している」と紹介した。

注目すべきは、V本人がTikTokに個人アカウントを持っていないにもかかわらず、彼の関連コンテンツやダンスチャレンジが桁違いの再生回数を叩き出している点だ。
過去にはNewJeansと踊った『Hype Boy』のダンスチャレンジ動画が1億2000万回を超える再生数を記録したほか、「Devilチャレンジ」や「Smokeチャレンジ」、ダンサー・リジョンとのコラボ動画なども爆発的な反応を得てきた。
最近では、Vがとあるライブ配信でTikTokの人気ミーム「aura farming kid」のダンスを披露したことが国際的な話題に。同ミームはインドネシアの伝統的なボートレース中、ボートの先頭で踊っていた11歳の少年によるもので、Vのミーム動画はインドネシア観光省の公式アカウントでも紹介されるなど、現地のPRにも一役買った。
なお、VはTikTok以前にも、ショート動画アプリ「Dubsmash」で見せたパフォーマンスが称賛されるなど、短尺のコンテンツでもその表現力で人気を博してきた。そのため、ファンの間では「そろそろV本人がTikTokの個人アカウントを開設する時では?」と期待の声も高まっている。
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。韓国・大邱広域市出身。本名キム・テヒョン。身長179cm。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。兵役のため2023年12月11日に入隊し、2025年6月10日に除隊した。