2015年に結成されたわーすたは、“The World Standard”を意味するグループ名のもと、デジタルネイティブ世代を象徴するアイドルとして活動中。メンバーは廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香の4人からなり、それぞれが担当カラーの衣装と猫耳を身にまとい、キュートなビジュアルでステージに現れると、客席からは歓声とともに色とりどりのサイリウムが揺れた。

ライブは代表曲『いぬねこ。青春真っ盛り』で幕開け。キャッチーな歌詞と振り付けで会場を彩り、曇天の空すら味方につけたかのような華やかさで、観客を一気に引き込んだ。
MCパートでは、メンバーそれぞれが自己紹介。8月2日に25歳の誕生日を迎える小玉は「個人的に25歳ラストのライブです!よろしくお願いします」と笑顔でアピールし、会場から温かい拍手が送られた。

さらに、廣川は「8月11日に豊洲PITでワンマンライブを開催します!絶対来てください!」と告知。続けて披露した『ワンダフル・ワールド』では、サビで大きく手を広げる振り付けに合わせて、観客も手を振り上げる一体感に包まれた。

ラストは、配信限定シングル『KIRA KIRA ホログラム』を熱唱。くもり空を突き抜けるような澄んだ歌声とともに、会場全体がひとつになり、わーすたの“世界感”と輝きを刻んだ。

