ガールズグループTWICEが、アメリカ・シカゴの夏の夜を熱く彩った。
去る8月2日(現地時間)、TWICEはシカゴのグラント・パークで開催された世界的音楽フェスティバル「ロラパルーザ・シカゴ」のヘッドライナーとして出演した。
1日で平均約11万5000人が集まる超大型会場で歌手オリヴィア・ロドリゴ、サブリナ・カーペンター、ラッパーのエイサップ・ロッキーなど、ポップスターたちとともにヘッドライニングアーティストとして名を連ねた。
初のグローバルフェスティバルのステージに上がった9人のメンバーは、多くのワールドツアーで積み上げた経験をもとに、“グローバルトップガールズグループ”として存在感を放った。
グラント・パークのあちこちにTWICEを待つCANDYBONG(TWICEの公式ペンライト)の光が揺れ、TWICEがステージに登場すると、熱烈な歓声が沸き起こった。

1st英語シングルでありアメリカのビルボードメインチャート「ホット100」に初めてチャートインした『The Feels』がフェスティバルの始まりを知らせ、メンバーたちは流暢に観客の反応を引き出した。
9thミニアルバムの同名タイトル曲『MORE&MORE』、2ndスペシャルアルバム『Summer Nights』のタイトル曲『Dance The Night Away』、5thミニアルバムの同名タイトル曲『What is Love?』など、代表曲メドレーが雰囲気を急速に盛り上げた。
グループやナヨン、モモのダンスブレイクとTWICEの楽曲で繰り広げられるライブバンドパフォーマンスは多彩さを加えた。
これに合わせて、夏の感性を含んだ10thミニアルバム『Taste of Love』のタイトル曲『Alcohol-Free』、ラテンが加味された3rdフルアルバム『Formula of Love:O+T=<3』の収録曲『ICON』、マイアミベースを基盤にしたポップソングである12thミニアルバム『READY TO BE』の収録曲『MOONLIGHT SUNRISE』など、幅広いセットリストでフェスティバルにふさわしいパフォーマンスを見せた。
TWICEは広いステージを自由に駆け回りながら挨拶をしたり、ハートポーズを取ったりして観客を魅了した。

そして、TWICEがオリジナルサウンドトラックに参加し、世界的な人気を集めたNetflix映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』の『TAKEDOWN(JEONGYEON、JIHYO、CHAEYOUNG)』のステージからは雷のような歓声が沸き起こった。
ジョンヨン、ジヒョ、チェヨンはアニメーションからそのまま出てきたかのような印象を残し、観覧する楽しさを加えた。
13thミニアルバム『With YOU-th』のタイトル曲『ONE SPARK』のステージの後、シカゴの夜空にTWICEの公式ロゴ、メンバーをモチーフにしたキャラクターLOVELY、グループ名などが華麗に光るドローンショーが行われ、フェスティバルの雰囲気を完成させた。
4thフルアルバム『THIS IS FOR』のタイトル曲でクライマックスを迎えたTWICEは、「Amazing time tonight!」と叫び、「10年間本当に多くの公演をしたが、『ロラパルーザ・シカゴ』が私たちの初のフェスティバルです。この瞬間を永遠に忘れられないと思います」と感想を伝えた。

続けて、「大きな歓声でTWICEの公演を楽しんでくださってありがとうございます。皆さんにとっても素晴らしい時間だったことを願っています。良い知らせ、音楽、そしてワールドツアーでまた来ます」と約束し、観客の熱烈な声援のなかでアンコールまで成功裏に終えた。
TWICEの公式YouTubeチャンネルでリアルタイム配信された「ロラパルーザ・シカゴ」を視聴した世界中のファンは、「ホットガールたちに恵まれた」「TWICEの9人がじっと立っているだけでもK-POPの権力が感じられる」といった好評を残した。
(記事提供=OSEN)