Pink Blood歴15年が見た『SM TOWN 2025』超私的レポート【前編】 | RBB TODAY

Pink Blood歴15年が見た『SM TOWN 2025』超私的レポート【前編】

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Pink Blood歴15年が見た『SM TOWN 2025』超私的レポート【前編】
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2010年、SHINeeの『Hello』で無事にPink Blood(SMエンタファンの総称)の仲間入りを果たしてから早15年が経ち、人生の約半分をPink Bloodとして過ごしてきた筆者。記念すべきSM エンタ創立30周年のアニバーサリーイヤーに開催された『SMTOWN LIVE 2025(以下SMT)』に、今年も足を運んだ。

東京ドームにSMファミリーのファン、そしてアーティストたちが一堂に会した2025年8月9日。なんと驚くべきことに日本公演は15年目、通算36回目の開催とのこと!KANGTA、東方神起、SUPER JUNIOR、SHINee、EXO、Red Velvet、NCT127、NCT DREAM、WayV、aespa、RIIZE、Hearts2Heartsなど16組65名のSMエンタ所属アーティストが圧巻のパフォーマンスを披露した。

グループの垣根を超えたコラボやカバー、アイドル同士の交流など、SMTでしか見られない光景を目に焼き付けられるのも醍醐味。目がいくつあっても足りない、ひたすら眼福だった約4時間半をレポートしていく!

◆東方神起

『Rising Sun』で幕を開けた今年のSMT!曲のスタートとともにペンライトが赤く光り、会場が一気にレッドオーシャンに染まった。燃え上がる太陽をバックに繰り広げられた圧巻のパフォーマンスは、まさに“帝王の帰還”そのもの。

SMT後半にはRed Velvetの『Psycho』のカバーを披露。ダイナミックな振付としっとりした大人の魅力で、ファンたちを魅了した。MCはもちろん全編日本語。その安心感たるや。さすが、日本デビュー20周年を迎えた大ベテランであった。

◆SMTR25

そんな大ベテランの次に登場したのが、SMエンターテイメントの男性練習生25名で構成されたSMTR25。彼らは、先輩グループであるSHINeeの『Lucifer』、EXOの『Growl』のカバーを披露。

SMエンタのファンが集まっているということもあり、『Growl』のパフォーマンス中にはファンが掛け声をする場面も。「あぁ…そう、これがSMファミリーなのよ…」と嚙み締めた瞬間でもあった。これからの動向に注目していきたい。

◆Hearts2Hearts

2025年2月にデビューしたばかりの彼女たちは『The Chase』と『STYLE』、そして少女時代の『Gee』のカバーで観客の心を掴んだ。

MC中、「2階3階の皆さん、よく聴こえていますか?」「皆さん愛してる~!」とファンとコミュニケーションをとる一コマも。今回、新たに沼落ちした方も多いのではないだろうか?(ちなみに私もその一人。笑)こうやってまたひとつ、沼が増えていくのもSMTならでは。準備中と話していたカムバックも期待大!

◆NCT WISH

2024年のSMTで日本初パフォーマンスを行った彼ら。今年はデビュー曲の『WISH(Japanese Ver.)』、駆け抜ける爽快感がやみつきになる『Steady』と『poppop(Japanese Ver.)』で会場を沸かせた。MCでは、ピンクヘアーにイメチェンしたサクヤが「すごい!奥までぎっしりですね!」とコメント。

そして、2026年1月にグループ初となるアリーナ追加公演が発表された瞬間、会場中がシズニたちの驚きと喜びの入り混じった歓声が弾けた。日本ツアーやアジアツアーで経験を積み重ね、フレッシュさがありながらも頼もしさが増していたパフォーマンス。この先も彼らの成長物語を追いかけ続けていきたいと、シズニである筆者は固く決意した。

◆RIIZE

2025年7月からワールドツアーで世界を飛び回る彼らがSMTで披露したのは、『BBB』の愛称で親しまれている『Boom Boom Bass』とショウタロウが振付に携わった『Bag Bad Back』、そして最新曲の『Fly up』。

現在、日本でアリーナツアー中のRIIZE。MCでメンバーが「見に来てくれた人ーっ?」「これから行く予定の人ーっ?」とファンへ質問し、大きな歓声が返ってくるシーンも。

また、ミュージカルテイストの『Fly up』のパフォーマンスや雰囲気は平成一桁台生まれの筆者にはどこか懐かしく、「あれ?私の高校時代!?」とありもしない思い出を捏造してしまいそうになっていたのは秘密だ。

◆aespa

後ろ姿にスポットライトが照らされ、ゆっくりとステージ中央に歩み出るところから始まったパフォーマンス。大人気の『Whiplash』と『Supernova』、日本で初披露の『Dirty Work』で会場全体を熱狂の渦に巻き込んだ。

実は、公演前の記者会見で「スーパージゼルタイムのことはご存知でしたか?」というMCからの質問に「はい…!」と少し照れながら答えていたジゼル。

今回のSMTでも「来るぞ来るぞ」と言わんばかりにその瞬間に向けて会場のボルテージが上がり、スーパージゼルタイムに突入すると同時に歓声も大爆発!

私も「これがあの世にも有名な…!」と思わず感嘆してしまった。そして、9月5日のカムバック『Rich man』についても振付と一節をスポ。まだまだ彼女たちの快進撃は止まりそうにない。

◆XngHan&Xoul

アーティストブランド『XngHan&Xoul』をローンチし、2025年7月31日に1stシングルをリリース。日本で初めて『Heavenly Blue+Waste No Time』を披露した。

MCはなんと全編日本語で「すごいワクワクです!」「僕もすごい楽しいです!」などと、笑顔で語っていた彼。10月には東京と大阪でショーケースが開催されるとのこと。これからの日本活動にも期待していきたい。

◆KANGTA

雨音とピアノの音色でスタートした『My Life』。ベージュのスーツに身を包み、しっとりと情熱的に歌い上げた。

『행복(幸せ)』のシャオジュン、ヘンドリー、ウォンビン、アントン、シオン、ユウシとのコラボステージでは、ベテランの貫禄と若手のエネルギーが見事に融合していた。往年の名曲をまたこうして聴けるのもSMだからこそ。

カンタさんへ向けて「これからもSMエンタアーティストのことをよろしくお願いします!」と、心の中で叫ばずにはいられなかった。

◆SHINee

ソロとしても活躍するキーとミンホの二人。まずは自身のキャッチフレーズ「炎のカリスマ」にぴったりな、赤のジャケットに身を包んで登場したミンホが『CALL BACK』でステージを彩った。

そして、鮮やかな赤髪のキーがステージへ。壮大なイントロから始まる『Gasoline』で会場にエネルギーを注いだ。

SMT後半には、キーが8月11日に配信スタートの新曲『HUNTER』を、なんと日本で最速初披露。ミンホは1st アルバムから『Something About U』をパフォーマンスした。

MCではSMエンターテイメントのアニバーサリーイヤーについて言及し、キーが「SMには入って15…?いや20年?ぐらいなった」と言ったことに対し、ミンホが「おじさん…」と呟くと、すかさずキーが「いやいやいや!ちがうちがう」とツッコむなど、二人の漫談さながらのトーク力は健在だ。

そして「SHINeeもずっと続けて頑張って活動しますので、皆さん見守ってください、ありがとうございます!」と一言。変わらず応援し続けていこうと誓ったシャウォルの筆者だった。

◆HYO

ダンシングクイーンの少女時代・ヒョヨンは、ダンサーとの相性も抜群な『Retro Romance』を披露。MC中には客席に向かって手を振ったり、手でハートサインを作ったりするなど、長年のファンへ向けての愛情表現も惜しみない。

さらに、Way Vのヤンヤン&aespaのジゼルとともに『DESSERT』をパフォーマンス。後輩とのコラボステージでもクイーンの風格を見せつけてくれていた。(SMT2025レポ・後編へ続く)

文=豊田 祥子

写真=田中聖太郎写真事務所

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《スポーツソウル日本版》

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