築140年・廃墟のような“茅葺き古民家”をDIYリノベ!広々としたおしゃれ古民家に『住人十色』 | RBB TODAY

築140年・廃墟のような“茅葺き古民家”をDIYリノベ!広々としたおしゃれ古民家に『住人十色』

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セルフリノベーションした築140年の茅葺き古民家©MBS
セルフリノベーションした築140年の茅葺き古民家©MBS 全 5 枚
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 8月16日のMBS『住人十色』では、「食も家も自給自足!築140年の茅葺き古民家リノベ」が放送される。

 今回の舞台となるのは、福井県永平寺町。住人(アルジ)は、32歳の夫と28歳の妻で、4年前に夫の地元・福井にUターン移住した。家は築140年の巨大な古民家。実は夫の祖母の家で、今は祖母と3人で暮らしている。

古い田植えの道具を作り変えたおしゃれな照明がある玄関©MBS

 屋根は白川郷と同じ合掌造り。外観はトタンがかぶっているが、中は茅葺きがそのまま残っているという。家の中は立派な梁がむき出しに。栗やケヤキなどいい木を使っているのでそのまま残している。照明は、家にあった古い田植えの道具に和紙を貼っておしゃれに作り替えた。そんな照明だけでなく、家全体も自分たちでリノベーションしたという。

 夫は東京で営業マンをしていたが、田舎暮らしへの憧れが捨てきれず、3年で仕事を辞めてバイクで日本一周の旅へ出た。そこで農作業を体験できる農家民宿で自給自足の暮らしを経験。その時の強烈な印象から、自分も自給自足の生活がしたいという思いが芽生えた。そんな理想の暮らしを実現できる場所として思い浮かんだのが、幼い頃に訪れた祖母の家。家を残すことが一番の“おばあちゃん孝行”になるという思いもあり、祖母の家への移住が決まるが、ひとつ大きな問題が…実は家はボロボロで、まるで廃墟のような状態だった。

2つの和室は建具を取り払い、36畳のリビングに©MBS

 そんな中で始めたセルフリノベーション。2つの和室は建具を取り払い、36畳のリビングに。畳は解体される古民家から調達した。

リノベーションで一番苦労したという五右衛門風呂©MBS

 一番苦労したのが浴室。傷んでいた風呂を、夫の夢だった五右衛門風呂にリノベーションした。

庭では夏野菜を中心に約30種類を栽培している©MBS

 食材ももちろん自給自足。畑では夏野菜を中心に約30種類を栽培している。そんな畑の奥では、50羽の福井地鶏を飼っている。鶏小屋は古民家から出た廃材を生かしてDIY。エサの箱は、かつての風呂の浴槽をそのまま利用したものだ。しかもエサ自体も、近所の店で出たおからやコーヒーかすなど廃棄物をおすそわけしてもらい材料に。1日20個ぐらい産まれる卵は、宿の人に食べてもらうという。

 実は夫は日本一周中に泊まって感激した経験から、自宅で農家民宿をオープン。卵や野菜の収穫など自給自足の暮らしの魅力を、自宅兼宿を通して伝えている。

 理想の生活を実現した住人(アルジ)。夫は「毎日を一生懸命に生きている感じがして、忙しいけど、その忙しさが暮らしを自分で営んでいるっていう感覚にもなる」と語り、妻も「自然と調和したこの家との暮らしが自分に合っていたのでよかったなと思います」と幸せを感じているという。


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