13日、2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)で、髙石あかりが演じる「松野トキ」とトミー・バストウが演じる「レフカダ・ヘブン」のワンショットビジュアルが公開された。

同作は明治時代の松江を舞台に、怪談話が好きな変わった女の子・松野トキが、外国人英語教師の家の住み込み女中となり、ギリシャ出身のアイルランド人教師と心を通わせていく物語。実在の人物である小泉セツをモデルとしているが、大胆に再構成してフィクションとして描かれる。ワンショットビジュアルの撮影は、小泉セツと八雲が実際に暮らしていた旧居や、当時の面影が残る松江の風景で行われた。撮影を写真家の川島小鳥氏が、ポスタービジュアルデザインを西澤和樹氏が担当した。
髙石は撮影を終えた感想として「小泉セツさんと八雲さんが実際に暮らしていた旧居や、今もなお当時の面影が残る松江の風景。トキとヘブンとして、二人が生きた道を同じようにたどりながら撮影させていただきました。そして、川島小鳥さんがその一瞬一瞬をフィルムに落とし込んでくださり、『この世はうらめしい。けど、すばらしい。』というキャッチコピーのような、はかなさと、ささいな幸せがあふれ出すビジュアル写真となりました。ぜいたくな時間をいただき感謝しています。」とコメントした。
トミー・バストウは「ヘブンは少し型破りなところがあるけれどチャーミングで、『カタコト』でも頑張って日本語を話そうとするなど周囲の人に好かれる人です。そういう彼の愛情深く、そしていたずらっぽい一面が、この写真から見えると思います。とてもリラックスした一日で、小鳥さんとの作業もすごく楽しかったです。あかりさんがいつも面白いアイデアを出してくれて、ふたりの関係性を自然に写真に表現することができました。皆の『キュン』や『トゥンク』するような写真を撮りたいという気持ちが一つになっていて、それを一緒に形にしていくのが本当に楽しくて、仕上がりにも大満足です。」と感想を述べた。