7月2日より、現役麻酔科医で個人投資家のたーちゃん氏による投資指南書『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)が発売されている。
たーちゃん氏は大学生時代に元手50万円で株式投資を始め、8年で「億り人」となり、現在は50億円もの資産を築いた。しかし2022年にステージ4の直腸がんと診断され、4度の手術を繰り返した。昨年末、49歳のときに肺と肝臓へのがん転移が見つかり、主治医から「50歳は迎えられても、51歳はわからない」と余命宣告を受けた。
「この本を娘たちが読んでいる頃には、ひょっとしたら父さんはこの世にいないかもしれない」とたーちゃん氏は語る。まだ中高生の娘たちの成長を見守りたいが、それは難しいと医師である自分自身がよくわかっているという。
そのため「娘たちが将来、自分の力でお金を増やす方法を伝えておきたい」「資産50億円を築いた父の投資法を知って、『お金』によって人生の自由度を広げ、将来の不安を無くして欲しい」との思いから同作が生まれた。
同作では、たーちゃん氏のこれまでの人生から、元手50万円を50億円まで増やした3つの投資法の解説、割安株の見つけ方や企業分析のやり方、株価が下がった時の考え方などを紹介している。