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撮影当時は若干7歳、韓国の恐るべき天才子役に注目!『侵蝕』本編映像が解禁

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撮影当時は若干7歳、韓国の恐るべき天才子役に注目!『侵蝕』本編映像が解禁
撮影当時は若干7歳、韓国の恐るべき天才子役に注目!『侵蝕』本編映像が解禁 全 1 枚
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韓国発の精神崩壊スリラー『侵蝕』より、本編映像が解禁となった。

本作は、“侵す者”と“侵される者”の絡み合う関係の深層を暴き出す衝撃作。出演はクォン・ユリ(少女時代)、クァク・ソニョン、イ・ソル、キ・ソユ。

娘の危険な行動への恐怖と責任の重さに苛まれる母親と、そんな母親を理解することができず、不穏な眼で母を見つめる娘。20年後、幼少期の記憶を無くした女性のもとに、明るく天真爛漫な侵入者が突然現れる。時を隔てた過去と現在2つの物語は“予期せぬ侵入”によって結びつき、地獄のように交錯していく。あまりにも強烈でリアルな物語は、息が詰まるような緊張感と不穏なざわめきを呼び起こし、観る者すべての胸の奥に狂気がじわじわと蝕んでいく。

今回スポットライトを当てるのは、8歳の子役、キ・ソユ。『良くも、悪くも、だって母親』『私たちのブルース』『私の完璧な秘書』などで、年齢を超えた表現力と愛らしさを見せ、今業界で引っ張りだこの人気子役。兄のキ・ウニュも数々のドラマで活躍する子役と言う天才兄妹だ。

キ・ソユ
キ・ソユ as ソヒョン

本作では子どもらしい無垢さと、どこか冷ややかで不穏な空気を併せ持つソヒョンという極めて難易度の高い役柄を、その年齢とは思えぬ集中力と柔軟さで体現。観客の胸をざわつかせる“得体の知れない怖さ”を、確かな演技力でスクリーンに刻みつけている。無垢と狂気の境界を自在に行き来しながら、ソヒョンの“人ならざる存在感”を圧倒的な説得力で描き出す演技は、観る者の心に深い恐怖を刻み込み、作品全体に張りつめた心理的緊張をもたらしている。

さらに、役作りにおいても、表情の作り方や話し方のトーンなど細部にわたり精密にアプローチし、年齢を超えた高い集中力と感受性によって、キャラクターの持つ二面性をリアルに体現。撮影当時若干7歳にして、まるでそこに“ソヒョン”が存在しているかのような説得力を放っている。

複雑な内面を抱えるソヒョンというキャラクターを子役が理解し、演じきるために、制作チームは綿密な準備を重ねた。脚本は児童心理の専門家による監修を受け、過激なシーンは直接見せないよう細心の配慮が施された。現場では、母親の付き添いのもと、ソユの心に負担がかからないように、表面的な演出で演技が導かれ、撮影は常に慎重に進められた。

釜山国際映画祭で行われた上映会のQ&Aの時間では撮影や作品について聞かれ「撮影は辛くなかったです。他のキャストの方も凄く良くしてくれて、楽しく撮影ができました。特にクァク・ソニョンさんが面倒を見てくれました!サイコパスの役を演じていて大変だったことはありません。新しいことを経験できることが好きですし、演じていて楽しかったです」と大人顔負けのしっかりとしたコメントを残したが、Q&Aの最後では作品に参加できた喜びで涙を見せるなど、等身大の姿を見せた。

併せて解禁された本編映像では、小さな手に似合わない大きな包丁で画用紙をボロボロに引き裂いていく衝撃的なソヒョン(演キ・ソユ)の姿から始まる。このシーンの直前、自分のことが一番大切と言ったにもかかわらず、駆け出して行ったソヒョンを追いかけなかった母親を深く恨み、「地獄に行け!」と子供とは思えない形相で吐き捨てる。そんなソヒョンに動揺しつつも止めようとするヨンウン(演クァク・ソニョン)だったが、刃物が手にあたり、可愛らしい子供部屋の床には血が滴っていく。壊れた親子関係は修復できるのか、異常な行動をとり続けるソヒョンの目的とは。ソヒョンを演じるキ・ソユの迫力に言葉を失う映像となっている。

キ・ソユの圧倒的な演技力が物語の救いようのなさに拍車をかける映画『侵蝕』は9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。

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《スポーツソウル日本版》

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