歌手のイスとリンが結婚11年にしてそれぞれの道を歩むことにしたと判明し、衝撃を与えた。イスの未成年の買春にも夫の肩を持っていたリンであるだけに、離婚を決心した理由が何なのか関心が集まっている。
8月23日、あるメディアはリンとイスが最近、離婚の手続きを終えたと報道した。
これと関連して、2人の所属事務所は本サイト提携メディア『OSEN』に「リンとイスは十分な対話と互いへの尊重をもとに、それぞれの道を歩むことに合意し、最近離婚の手続きを終えているところだ」と明らかにした。
報道によると、イスとリンは十分な対話を通じて、それぞれの道を歩むことに合意した。双方の帰責事由はなく、円満な合意のもとで結婚生活に終止符を打った。
特に、2人は法的には別れたが、それぞれの場所でお互いを応援する予定だ。ある関係者は、「どちらか一方の過ちで別れるのではない。お互いの音楽に対する尊重は変わらない」と伝えた。

イスとリンは去る2014年に結婚した。1981年生まれの同い年でもある2人は、11年間結婚生活を続け、歌手としても活発に交流した。
2人はそれぞれ韓国の歌謡界を代表する者として定着し、2024年にデュエット・プロジェクト・アルバムをリリースした。
2人の結婚生活が順調なわけではなかった。結婚前の2009年、イスが未成年の買春疑惑で起訴猶予となり、物議を醸した。当時、イスは相手が未成年だという事実は知らなかったとしながらも、買春の事実を認めた。この余波によって、イスが所属するバンドM.C the Maxの活動とイス本人の個人活動が長い間止まった。
結婚後もイスの未成年買春疑惑の起訴猶予処分は、レッテルのように付いて回った。代表的な例が2019年、リンがイスに800万ウォン(約85万円)のブレスレットをプレゼントした内容を公開した写真にあるネットユーザーが言及し、リンが口論を繰り広げた。
リンは「買春は事実だが、そのなかで嘘が飛び交う」として、また別のネットユーザーが「罪質が悪い」と綴ると、「狂いそうだよ、本当に。事実は顔を見て教えてあげる」と答えた。
リンは最近もイスの未成年の買春について、口を開いた。YouTubeチャンネル「PDC by PDC」に出演した彼女は、「私は良いイメージを持っていないと思う。気分が良くても、人々は本当に良い気分であるように感じられないと言っていた。わざと明るいふりをしているという誤解も受け、偽善的だと言われた」と吐露した。
続けて、「当時はとても良い餌食だった。SNSに何かを載せれば、そのような記事が出た。そのため、何かを表現するのが怖くなった」と話した。

リンは、「『じゃあSNSをするな』という言葉もあった。でも『私は静かに関心を集めたかったし、自分のことを記録したかっただけで、私のファンも見ているだろうに誰かに気に入ってもらうためにはやっていない』という変な意地のようなものがあった」と伝えた。
加えて、「夫は、私が全身でコメントを受け止めるので、申し訳なくて気まずそうだった。それでかえって申し訳なくなった。じっとしていれば良いのに、災難を自分から作るから。違うことは違うと言いたかっただけなのに、今振り返ってみれば喧嘩して勝ちたかった」と語った。
最後に、「私にも夫にも役に立つことではなかったと思う。今はそれが間違っているということを知って、少し止まることも知って、静かにする方法もわかるようになった。時間が解決してくれるというのはこういうことなんだと気が楽になった」と明らかにした。
なお、イスとリンは離婚後も現在の所属事務所でそれぞれの活動を継続する。今年の年末公演も予定通り開催される見通しだ。
(記事提供=OSEN)