JYPとソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト『Nizi Project Season 2』から誕生したグローバル・ボーイズグループ NEXZ。
JYPが“Stray Kids”以来、約6年ぶりに送り出したボーイズグループで、さらに『Nizi Project』出身の人気ガールズグループ“NiziU”の弟分としても注目を集めている。
待望のJapan 2nd EP『One Bite』を7月16日にリリースし、Billboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート「Top Albums Sales」で初登場1位を獲得。日本音楽シーンに鮮烈な爪痕を残したのも記憶に新しい。

そんな彼らが6月からスタートした初の全国ツアー「NEXZ LIVE TOUR 2025 “One Bite”」(15都市18公演)を完走。8月20日・21日の大阪2days公演をもって大盛況のうちに幕を閉じた。
全国ツアーファイナルなことも相まって、今まで以上に “Simmer=沸騰寸前” な熱気に包まれながら、メンバーの登場を待つ場内。 オープニング映像が流れ終わると、まるで会場を煽るかのように『Simmer (Japanese Ver.)』をパフォーマンスし、観客のテンションがいきなり爆発。リミッターが外れた会場は、もはや制御不能の盛り上がりを見せていた。

照明とシンクロした立体感のある映像で没入感を演出して早々、序盤の3曲目にまさかの新曲『One Bite』を披露。背景のLEDがせり上がると、そこから超巨大な南京錠と鎖のモニュメントが登場。ささやくような静けさから、感情を叩きつけるような激しさ、平均年齢18.4歳とは思えぬ大人びた表情と、リアルな心の揺れを耳に残るメロディと鋭いライム、ストレートなリリックで描き出した『One Bite』。 舞台演出と共に一度聴いたら忘れられない強烈なインパクトを残し、一筋縄ではいかないNEXZのアティテュードと新世代を代表するメッセージをパフォーマンスを通してしっかりと魅せ付けた。
一方、MCでは日本デビュー1年目ならではのフレッシュな愛嬌を惜しみなく発揮。NEX2Y(ファン)を喜ばせたい一心でメンバーが考案した企画トークも大反響を呼んだ。
中盤ではスタンドマイクを前に『Because of you (Japanese Ver.)』『Slo-mo』を歌い上げ、会場の空気を一変させた。その後もEP収録曲をはじめ、『Nizi Project Season 2』ファイナル課題曲『Miracle』、デビュー曲『Ride the Vibe (Japanese Ver.)』『Keep on Moving』、さらに憧れの先輩Stray Kids・HAN(3RACHA)作詞の『Run With Me』など、緩急に富んだセットリストで駆け抜けた。

『Run With Me』後のMCでは、観客の声援に胸を打たれたSO GEONが涙を見せる場面も。本編最後は、TOMOYA・HARU・HYUIが初めて作詞を手掛けたNEXZのアンセム『Next Zeneration』で締め括り、「Next Zeneration」の横断幕を背に次世代を牽引していく決意を示した。
アンコールでは、全国ツアー最終日であり“日本デビュー1周年”の記念日を祝う演出が続々。ファンからのメッセージ映像やケーキが登場し、メンバーも涙ながらに1年間を振り返った。
ラストは新曲『One Day』を歌詞映像と共に披露。メンバーが「いつかNEX2Yと一緒に歌いたい」と語っていた楽曲で、最後は観客とアカペラの大合唱。会場は絆に包まれ、涙と感動のフィナーレとなった。

全国15都市18公演で5万人超を動員した今回のツアーは、アンコール含む全20曲・約3時間にわたる濃密なステージで完走。NEXZは“自由な世界”を自らのルールで体現してみせた。
さらに、9月30日深夜0時26分からは初の関西特番『NEXZとCafeへ』(MBS)が4週連続放送決定。スイーツ好きの彼らが大阪の人気Cafeを巡り、スイーツ作りに挑戦。加えて有名店「クラブハリエ」とのコラボでバームクーヘンを共同開発するなど、新たな魅力を発信していく。 SNSやTVerでは初回放送前から限定写真・動画も公開予定だ。
また8月31日の「a-nation 2025」や10月6日の「Lemino MUSIC FES」出演による大阪・関西万博でのパフォーマンス、新番組『NEXZとCafeへ』の放送を控え、まだまだ精力的に活動を繰り広げていくNEXZ。
Japan 2nd EP『One Bite』、全国ツアーの成功を経て、NEXZはこれからも音楽シーンに“One Bite=ひとカマし”していくだろう。