元・日向坂46の齊藤京子が映画初主演を務める『恋愛裁判』が、第30回釜山国際映画祭【アジア映画の窓部門】への正式出品が決定した。
同作は、『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した深田晃司監督の最新作。アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター山岡真衣(齊藤京子)が「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、アイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲を描く。

齊藤は、恋に落ちる人気アイドル役を熱演。共演には倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎らが名を連ねる。また、劇中アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバー4名も解禁された。私立恵比寿中学の仲村悠菜、元STU48の今村美月、いぎなり東北産の桜ひなのら、現役・元アイドル経験者がキャストに集結している。
深田監督は「アジアの観客に届けられる作品にすることはこの映画にとって至上命題のようなものでした」とコメント。釜山国際映画祭選考委員は「あらゆる困難に立ち向かい自身の尊厳のために闘う女性の心を打つ物語」と評価している。
劇中曲・劇伴音楽はagehaspringsが制作。音楽プロデューサーにはYUKI、中島美嘉、Aimerらのプロデュースで知られる玉井健二を迎え、振付には竹中夏海が参加し、アイドルの世界を徹底的にリアルに表現している。映画『恋愛裁判』は2026年1月23日(金)全国東宝系にて公開予定。