8日、シンガーソングライターでピアニストの藤井風が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に初出演。幼少期の音楽体験やデビューまでの道のりについて明かした。
2010年、小学6年生(12歳)の頃からYouTubeでピアノ演奏動画を投稿し始めた藤井。弾き語り動画などが話題となったことがきっかけとなり、2019年に「何なんw」でメジャーデビュー。2025年8月にはビリー・アイリッシュ来日公演『Billie Eilish』への出演も果たしている。藤井のYouTube初投稿「【コブクロ】kobukuro-STAY ピアノ」は、現在110万回以上再生されている。
ピアノは3歳から始めており、幼稚園に行っている時間以外は「ピアノばっかり弾いていた」という藤井。黒柳徹子が「ピアノ弾くのは嫌じゃなかった?」と尋ねると、藤井は「『みんな遊んでるのにな』とか思う時もありましたけど、ピアノ自体が嫌になることはなかった」と答えた。また、黒柳が「お父様が『これからはYouTubeの時代が来る』っていうので投稿を始めになったそうで」とYouTube投稿の経緯について聞くと、藤井は「そうですね。(父に)勝手に上げられてました」と説明した。
さらに黒柳が「すぐに有名になった?」と尋ねると、藤井は「いや、もうすごく地道に(やってきた)。『僕は何をしてるんだろう』とか長年思いながらも細々とやってきて、自分の意思で『これ(音楽)しかない』って思って頑張り始めて。すると色々声かけてもらったりするようになりました」と振り返った。