過去に飲酒運転で物議を醸した韓国の双子歌手が、“ウソの飲酒運転報道”で思わぬ被害に遭った。
9月12日、歌手ホ・ゴンの所属事務所IN YOUR STARは「11日にホ・ゴン氏の過去の飲酒運転に関する記事が再生産され、あたかも再び飲酒運転を起こしたかのように報じられた。これはまったく事実ではない」と説明した。
事務所関係者は「ホ・ゴン氏が2023年に飲酒運転をした事実は正しい。しかし、当時は警察の調べに誠実に応じ、直ちに謝罪して被害者とも合意した。にもかかわらず、"事故の収拾すらしなかった”と報じられた部分は事実ではない」と強調した。
また、「翌2024年12月にホ・ゴン氏と契約を結ぶ際も、二度と過ちを犯さないという約束を確認して活動を続けてきた。問題は、2年前の最初の報道が今月11日に再生産され、あたかも最近また飲酒運転をしたかのように広まってしまったことだ」と経緯を明らかにした。
そして、「一部のメディアは迅速に記事を削除したが、今も誤報を出したまま連絡すら取れないところもある。明らかな誤報であり、必ず正す。何より、イベント出演のキャンセル通知まで受けるなど、金銭的な損害も被っている」と付け加えた。

ホ・ゴンは1985年1月5日生まれの40歳。歌手ホ・ガクの双子の兄として知られ、2011年に歌手デビューした。ただ、2023年8月に京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)で飲酒運転を犯し、住宅街の塀に衝突する事故を起こして物議を醸した。当時、ホ・ゴンの血中アルコール濃度は免許取り消しレベルの0.08%で、事故後には約7カ月間、活動を自粛していた。