12日放送の落語家の笑福亭鶴瓶とKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔がMCを務める番組『A−Studio+』(TBS系)に女優・有村架純が出演。2015年公開の主演映画『ビリギャル』について、当時オファーを受けた際の心境を明かした。
同作は、学年ビリの成績だったギャルが1年で偏差値を40上げ、慶應義塾大学に現役合格した実話をもとにした作品。有村は主人公・工藤さやかを演じた。藤ヶ谷から「オファーいただいたときに、ギャルをやるってどういった心境だった?」と問われると、有村は「私にはたぶん無理…」と戸惑いを明かした。続けて「クランクインの前日まで役の芯の部分が見つからなくて、マネージャーさんに泣きながら電話したのを覚えています」と苦笑いしながら当時の不安を振り返った。
オールアップの際には、「クランクイン時に、ビリギャルの芯の部分がわからなかった」とスタッフの前で打ち明けたという。すると監督やスタッフは「え?そうだったの?」と、現場では全くそう感じさせなかっただけに驚きを示した。有村は当時を振り返りながら「“ギャル”というところが先行しすぎてしまって。外側で作ろうとしちゃってた自分がいた。でも自分が演じたさやかという女性は何事も楽しむマインドで日々を送ってる」とコメント。さらに「このビリギャルって作品は、家族の再生の物語でもあったので。当時のご家族の様子だったりとか状況だったりとかを、現場で随時聞きながら確認しながらやってました」と、悩みながらも作品に向き合い続けた日々を明かした。