韓国からFC町田ゼルビアのホームに駆け付けたFCソウル・サポーターが、日本アーティストの楽曲をチャントに使用している。
町田市立陸上競技場では現在、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグフェーズ第1節の町田vsFCソウルの一戦が行われている。
2020年以来5年ぶりにACLを戦うFCソウルは、アウェイで迎えた初戦のためにサポーターが大勢来日。FCソウル側によるとビジター席は全席完売とのことで、敵地で熱い声援を選手に届けている。
そんななか、前半途中には日本人にとって聴きなじみのあるチャントがビジター席から流れた。というのも、あいみょんが2017年にリリースしたヒット曲『君はロックを聴かない』を使用したチャントをFCソウル・サポーターが歌っていたのだ。
今年4月には来韓コンサートを実施するなど、韓国でも高い人気を誇るあいみょん。そんな彼女の代表曲の一つである『君はロックを聴かない』を、FCソウル・サポーターは2023年よりチャントとして使用している。

では、一体歌詞はどのようにアレンジされているのだろうか。チャントではサビ部分をベースとし、『ソウルのための歌』という題名で以下のように歌われている。
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ソウルを愛する君よ 声を上げろ
幾多の苦難が我々を襲ってきても
ソウルのために最後まで走ろう
ソウルのために歌うよ
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町田vsFCソウルは両者無得点で前半が終了。後半も『ソウルのための歌』が聴こえることはあるのだろうか。
(文=姜亨起/ピッチコミュニケーションズ)