元阪神・呉昇桓がホームで引退試合をできない?韓国でまたも球場事故、今度は防球ネット支柱が“客席側”に倒れる | RBB TODAY

元阪神・呉昇桓がホームで引退試合をできない?韓国でまたも球場事故、今度は防球ネット支柱が“客席側”に倒れる

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元阪神・呉昇桓がホームで引退試合をできない?韓国でまたも球場事故、今度は防球ネット支柱が“客席側”に倒れる
元阪神・呉昇桓がホームで引退試合をできない?韓国でまたも球場事故、今度は防球ネット支柱が“客席側”に倒れる 全 1 枚
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韓国プロ野球の試合会場で、危うく大事故に繋がりかねないアクシデントが発生した。観客席の防球ネットを支えていた支柱が“観客席側”に倒れたのだ。

幸いにも観客入場前で人命被害はなかった。ただ、問題は「いつ、再び」試合を開催できるようになるかだ。

9月17日、サムスン・ライオンズの本拠地・大邱(テグ)サムスン・ライオンズ・パークで18時30分プレイボール予定だったロッテ・ジャイアンツ対サムスンの一戦は試合中止となった。理由は「グラウンド事情およびその他」と発表された。

当日、会場では14時ごろから強風を伴う豪雨が降った。ただすぐに雨は止み、以降の降雨予報もなく無事に試合は行われると見られていた。

ところが、今度は球場施設に問題が発生した。場内に吹いた突風によって、観客席一塁側のエキサイトシートに設置された防球ネットの支柱が“観客席側”に倒れたのだ。

サムスン・ライオンズ・パーク
(写真=サムスン・ライオンズ)大邱サムスン・ライオンズ・パーク全景

幸いにも観客の入場前だったため、人命被害はなかった。だが、仮に観客がすでに入場して座っている状態であれば重大事故に繋がった可能性もあっただけに、非常に危険な事象だった。

この日は「2026 KBO新人ドラフト」が開催されたこともあり、イ・ジョンヨルGMら球団幹部がソウルに滞在していた。そのため、報告を受けた関係者は衝撃を隠せなかったという。

球団関係者は「瞬間的に突風が吹き、荷重に耐えきれず支柱が倒れたとみられる。当該の箇所は特にネットにかかる力が強いため、台風予報がある際は滑車を利用して下ろしておいている。ただ、今回は試合日に突然の突風が吹いたことで、倒壊してしまったようだ」と説明した。

原因究明は今後行われる。支柱を固定するボルトやナットが緩んでいた可能性もあれば、下部の支えに損傷が生じた結果、倒れた可能性もある。現時点では後者の可能性が高いと見られている。球団は18日に施設専門家を招き、球場内のすべての支柱を点検した。

問題はここからだ。サムスンは今季まだホームゲームを4試合残している。23日に斗山(トゥサン)ベアーズ戦、24日にロッテ・ジャイアンツ戦、25日にキウム・ヒーローズ戦、そして30日に今季ホーム最終戦となるKIAタイガース戦を控えている。

特に30日のホーム最終戦は、過去に阪神タイガースでも活躍し、今季限りでの現役引退を表明している守護神オ・スンファンの引退試合としての開催を予定している。球団ではすでにイベント実施の計画などを立てている状況だ。

仮に施設問題で球場が使用できないとなれば、球団としては大きな痛手となる。球団は「できる限り早く復旧できるよう最善を尽くす」と強調したが、場合によっては他球場での開催も検討せざるを得ない。

3月にはNCダイノス本拠地の昌原(チャンウォン)NCパークで観客の死亡事故が起き、8月にはハンファ・イーグルス新球場の大田(テジョン)ハンファ生命ボールパークでプールの水しぶき問題や看板落下が発生するなど、各球場で大小のアクシデントが出ている今季の韓国プロ野球。そして今回、シーズン終盤に来てサムスンにも予期せぬ大きな変数が生じてしまった。

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《スポーツソウル日本版》

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