過去、がんを患った女性スタッフに手術費を支援していた事実が明らかとなり、大きな感動を呼んでいる。
その善行の主は、韓国作品に欠かせない名優チェ・グィファだ。
9月22日、ユーチューブのウェブバラエティ番組『コ・ソヨンのパブストラン』に出演したチェ・グィファは「一緒に働いていたスタッフが“女性特有のがん”と診断され、手術費の負担に苦しんでいた」と当時を振り返った。その際、彼は迷わず治療費を工面して渡したと淡々と明かした。
当時、スタッフの女性は「少しずつでも返済したい」と申し出たが、チェ・グィファは「完治して現場で再会できることが恩返しだ」と伝え、支援を受け入れるよう促したという。そのスタッフは無事に手術を終え、現在は健康を取り戻している。
チェ・グィファの行動は、単なる金銭的な援助にとどまらず、仲間への深い思いやりと誠実さがにじみ出ており、より大きな感動を与えている。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』『哭声/コクソン』『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』『犯罪都市』シリーズなど、数々のヒット作で強烈な存在感を示してきたチェ・グィファ。スクリーンで見せる荒々しいカリスマ性とは裏腹に、実生活では温かく気さくな人柄で“ギャップの魅力”を放つ名優だ。