ガールズバンドQWER側が、ボーイズグループTHE BOYZとの応援棒デザインが類似しているという疑惑について釈明した。
9月26日、QWERの所属事務所であるPrismfilter Music Groupと3Y CORPORATIONは公式アカウントを通じて告知を発表し、応援棒の類似性をめぐる論争に対する立場を明らかにした。
事務所側は「最近発売されたQWER公式応援棒は、デザイン的にも著作権上もいかなる問題もないことを申し上げる。当社は本応援棒に関連し、弁護士や弁理士など関連専門家の検討と意見を数回にわたり受けており、著作権侵害を含むいかなる問題もないという事実を確認した」と説明した。
続けて「それにもかかわらず、当該事案についてOne Hundred側と円満な協議と対話を続けていたなかで、突然相手側が法的対応方針を明らかにしたことについて深い遺憾を表す。当社は今回の件を契機に多様な意見に耳を傾け、今後アーティストとファンの皆さまにより良い姿をお見せできるよう最善を尽くす」と付け加えた。

これに先立ち、QWER初のワールドツアー「ROCKATION」の公式応援棒のデザインが、THE BOYZの応援棒と類似しているという疑惑が提起され、ファンの対立に拡大した。
THE BOYZのファンはQWER側の盗作を主張し、釈明を要求してきた。これに対しTHE BOYZの所属事務所One Hundredは9月25日、公式立場を発表し「当該事案を認知して以降、QWER側と協議を続けながらデザイン変更などを要請してきたが、最終的な結論には至らなかった。今後も同様の事態が再発しないよう、すべての法的手続きを含め関連機関と連携して強力に対応していく」として法的対応を示唆した。
これに関してQWER側は「デザイン的にも著作権上もいかなる問題もない」と反論しており、立場の違いによる対立は続く見通しだ。
QWER側の公式立場全文は、以下の通り。
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最近浮上した応援棒の類似性論争に関してご案内いたします。
こんにちは。3Y CORPORATION、Prismfilterは、最近発売されたQWER公式応援棒に関連して提起された類似性論争について、当社の立場を以下のように申し上げます。
まず、最近発売されたQWER公式応援棒は、デザイン的にも著作権上もいかなる問題もないことを申し上げます。
当社は本応援棒に関連し、弁護士や弁理士など関連専門家の検討と意見を数回にわたり受けており、著作権侵害を含むいかなる問題もないという事実を確認しました。
それにもかかわらず、当該事案についてOne Hundred側と円満な協議と対話を続けていたなかで、突然相手側が法的対応方針を明らかにしたことについて深い遺憾を表します。
当社は今回の件を契機に多様な意見に耳を傾け、今後アーティストとファンの皆さまにより良い姿をお見せできるよう最善を尽くします。
いつもQWERと共にいてくださるBawigeの皆さまの関心とご声援に感謝申し上げ、今後もアーティストとファンの皆さまの権益保護のために最善を尽くします。
ありがとうございます。
◇QWER プロフィール
韓国の人気クリエイターであるチョダン(Q)とマゼンタ(W)、TikTokフォロワー400万人超えのヒナ(ニャンニョンニョンニャン/E)、NMB48出身のイ・シヨン(李始燕/R)の4人で構成されたガールズバンド。グループ名には、あるオンラインゲームのスキルキーであるQ・W・E・Rに着目し、4人それぞれが状況に応じてスキルを組み合わせてゲームをリードするように、各ポジションで多彩な音楽を作り上げていくという抱負が込められている。2023年10月、1stシングル『Harmony from Discord』でデビュー。
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