80年代に人気も“詐欺被害”5回で全財産喪失→対人恐怖まで…表舞台から消えた韓国大御所タレントの切ない近況 | RBB TODAY

80年代に人気も“詐欺被害”5回で全財産喪失→対人恐怖まで…表舞台から消えた韓国大御所タレントの切ない近況

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80年代に人気も“詐欺被害”5回で全財産喪失→対人恐怖まで…表舞台から消えた韓国大御所タレントの切ない近況
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韓国で1980年代に人気を集めた女性コメディアン、チ・ヨンオクの残念な近況が伝えられた。

韓国で9月25日に放送されたMBNの時事番組『特ダネ世界』(原題)では、1980年代の韓国コメディ黄金期を牽引した“チ氏おばさん”ことチ・ヨンオクが出演した。

チ・ヨンオクは1962年4月22日生まれの63歳。1983年の「第3回MBCギャグマンコンテスト」を通じてデビューすると、当時大人気だったKBSのお笑い番組『スリラン夫婦』で強気な大家の「チ氏おばさん」役を演じ、「パン、ペ!(部屋を空けろ!)」というワードで流行語まで生み出した。ただ、その後は徐々に芸能界で存在感を薄め、いつしかテレビから姿を消していた。

この日、番組ではチ・ヨンオクが地方で始めて3カ月になる農業生活が紹介された。彼女の家に同じコメディアンのイ・サンウンが訪問し、「実際、少し心配していた。一時期、あなたとまったく連絡が取れない時期があったから」と心境を明かすと、チ・ヨンオクは「外に出なかった。本当に誰とも連絡しなかった。あの時はとても辛かった」と過去を振り返りこう続ける。

「知人に詐欺のようなものをたくさん食らった。回数で言うと5回ほどだ。映画制作が頓挫しないようにとお金を貸したのに、空中分解して皆逃げてしまったことがあった。また、大規模なライブカフェに投資をしたこともあるが、ある日知人が行ったら名前もオーナーも変わっていて、いざ自ら訪ねてみたらその人はカフェを売り払って姿を消していた。さらに、知人に保証人になってほしいと頼まれ、借金の保証をして家を失い、私が大失敗したこともあった」

チ・ヨンオク
(写真=MBN)

韓国で徐々にお笑い番組が姿を消していくなか、突破口を求めて投資に踏み出したチ・ヨンオクは、結果的に知人たちに裏切られる形となった。結局、彼女は5回の詐欺被害によって財産も家もすべて失うこととなった。

「頼れるところがまったくなかった」というチ・ヨンオク。「母に事情を話すと、母が家を売って借金を返済してくれて、小さな家を用意して一緒に住むことになった。でも、私は対人恐怖やうつ病になって、人と会えばパニックを起こすほどで…。誰とも会わず家に閉じこもっていた時期が5~6年はあった」と、自身が過ごした孤独な時間も回想する。

チ・ヨンオク
(写真提供=OSEN)チ・ヨンオク

そして、「母は私が詐欺に遭って苦しい時、助けてくれて家まで売ってお金を出してくれた。それを私は当たり前だと思ってしまった。なぜ母がそこまでしてくれるのか。母に感謝の気持ちだけでも伝えなければならないのに、母の小言を聞きたくなくて一緒に大声で叫んだ。外出した時、良くないことが合ったら母にぶつけてしまったこともある。“私の方がごめん”、“お母さん、ごめん”と言いたいのに、母は今その言葉を知らないのではないか。それがとても胸が痛い」と、認知症を患う母への申し訳なさも語っていた。

(記事提供=OSEN)

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《スポーツソウル日本版》

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