FC町田ゼルビアは本日(9月30日)、アウェイのスルタン・イブラヒム・スタジアムで行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグフェーズ第2節で、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムと対戦する。
昨季J1リーグ3位でACLE初出場を決めた町田は、今月16日にホームで行われた大会初戦でFCソウル(韓国)と1-1で引き分け。対するジョホールは敵地でブリーラム・ユナイテッド(タイ)に1-2の逆転負けを喫しており、両チーム初勝利を目指して激突する。
現役マレーシア代表はもちろんのこと、強力な外国籍選手も数多く所属するジョホール。今回は町田が警戒すべき“刺客”を「4+1」人で紹介しよう。
アンドニ・スビアウレ(28)
昨年9月よりジョホールに在籍する身長189cmのスペイン人GK。レアル・ソシエダ下部組織出身で久保建英とは元チームメイトだが、トップチームでの公式戦出場はコパ・デルレイ1回戦の1試合のみ。以降はスペイン2部を渡り歩き、ジョホールが海外クラブ初挑戦となっている。チーム内ではマレーシア代表GKシハン・ハズミが国内リーグに出場し、スビアウレが主にACLでのみプレーしている。
アリフ・アイマン(23)
“マレーシアの至宝”と呼ばれる現役代表ウィンガーで、ジョホールでは2020年よりプレー。ACLでも名古屋グランパス、川崎フロンターレ、浦和レッズなど多くのJリーグクラブと対戦経験がある。マレーシアサッカー協会が表彰する最優秀選手賞、最優秀若手選手賞、ベストイレブンに4年連続で選ばれており、9月25日に発表された2025年AFC年間最優秀選手候補にもノミネートしている。
ジャイロ(33)
ブラジル出身のアタッカー。ブラジル国内を経てスロバキア、ギリシャ、モルドバ、クロアチア、キプロスのクラブでプレーし、今年6月にジョホールへ加入した。キプロスではリーグ戦29試合18ゴールで得点王に輝いており、ジョホールではデビュー戦となったリーグ戦第1節で前半開始1分にゴール。第2節で1アシスト、第3~5節で3試合連続ゴールと、開幕5試合すべてで得点に関与する活躍を見せている。
ベルグソン(34)
ジョホールの背番号9番を背負うエースストライカー。2021年にジョホール加入以降、マレーシアリーグで得点王を2回受賞しており、直近の2024-2025シーズンは22試合32ゴールでリーグ史上初のシーズン30ゴール突破を達成した。マレーシアリーグ通算記録は89試合108ゴール21アシストで、今季リーグ戦では今月21日のリーグ戦でハットトリックを決めている。
パク・ジュンヒョン(32)
身長192cmの韓国人センターバック。ユース時代にマインツなどドイツ国内のチームにも所属し、韓国国内の大学を経てポルトガル国内で若手時代を過ごした異色の経歴を持つ。2018年に水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス加入でKリーグ参戦を果たしたが、傑志(香港)、ラーチャブリー(タイ)を経て昨年7月にジョホール移籍。2024-2025シーズンのマレーシアリーグベストイレブンに選ばれた。

ホームでの初戦を引き分けた町田は、アウェイでクラブの歴史に残るACL初勝利を上げることができるか。ジョホールに関するより多くの情報は、スポーツ動画配信サービス『DAZN』で確認できる。
■【写真】韓国人JリーガーGK、年下美人奥さまとの結婚フォト