大手芸能事務所JYPエンターテインメントの設立者で、TWICEやNiziUの“生みの親”と呼ばれるパク・ジニョン(J.Y.Park)を委員長とする韓国大統領直属の大衆文化交流委員会が、本日(10月1日)より正式に発足する。
大衆文化交流委員会は本日(10月1日)、発足式を開き、韓国大衆文化の世界的跳躍と発展を後押しする委員会としての第一歩を踏み出す。
発足式には人気K-POPグループのStray KidsとLE SSERAFIMが出演し、特別ステージを披露する予定だ。
大衆文化交流委員会は、官民協力と国際ネットワークの拡大を掲げて新設された大統領直属の組織で、パク・ジニョンは同委員会の初代共同委員長に任命。長官クラスの職責を託された。もう一人の共同委員長は、文化体育観光部のチェ・ヒヨン長官が務める。
「韓国を真の“グローバル文化強国”へ」
今回の発足を機に、パク・ジニョンは現役アーティストとしての見解を基にK-POP、ドラマ、ゲームなど大衆文化全般に関する国家戦略樹立、国際交流政策を総括する。彼は音楽業界の人物として初めて長官級の政府ポストに就いた点で注目を集めている。
パク・ジニョンはJYPエンターテインメントの総括プロデューサーとして、Wonder Girlsでアメリカの市場に挑戦し、以降もTWICE、Stray Kidsなどを手掛け世代交代を主導するなど、韓国大衆音楽の世界的地位の発展に貢献してきた。同氏は今回の任命について、「これまで現場で働きながら、制度的な支援があれば良いと思っていた部分をよく整理して、実効的な支援ができるようにし、後輩アーティストたちがより良い機会を得られるように一生懸命努力する。そして、K-POPがさらに飛躍し、我々の文化を知らせることを越えて、世界の人々がお互いを理解し、交流する場になるよう最善を尽くす」とコメントしている。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は「K-POP、Kドラマ、Kムービー、Kゲームなど、誇らしい韓国大衆文化が世界の舞台の中心に立つことになるだろう」と強調。「大衆文化交流委員会が韓国文化産業の基盤をより強固にし、韓国を真の“グローバル文化強国”へ導くことに大きく貢献すると確信している」と期待感を示した。

パク・ジニョンは1972年1月13日生まれの53歳。2PM、DAY6、TWICE、Stray Kids、ITZY、NMIXX、NEXZ、KickFlip、Xdinary Heroesなど多くの人気アーティストを輩出した大手芸能事務所JYPエンターテインメントの設立者であり、自身もプロデューサー兼歌手として活躍している。
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