日本のアニメ映画『チェンソーマン レゼ篇』が韓国で再浮上している。
前売り率で、イ・ビョンホンとソン・イェジンの共演で話題のパク・チャヌク監督作『仕方がない』(原題)を上回ったのだ。
10月7日、韓国映画館入場券統合ネットワークによると、『チェンソーマン レゼ篇』は同日午前10時半現在、予約観客数10万2128人を記録。これは前売り率19.3%を占める数字で、全体の2位となっている。
現在、韓国は秋夕(チュソク、陰暦8月15日)連休の映画興行戦の真っただ中だ。
『チェンソーマン レゼ篇』は、前売り率トップの『ボス』(原題、22.2%)、3位『仕方がない』(14.2%)、4位『トロン:アレス』(7.1%)、5位『ワン・バトル・アフター・アナザー』(5.6%)と話題作が並ぶなかで、際立った存在感を示している。

『仕方がない』と同じく、韓国で9月24日に公開された『チェンソーマン レゼ篇』は、公開から12日で観客動員数100万人を突破。口コミの勢いを受けて前売り率も再び上昇し、累計観客数115万人を記録している。
今年、韓国では『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』(94万人)、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(73万人)をはじめ、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』が観客動員数522万人を記録するなど、日本アニメ映画がヒットしている。
そこに『チェンソーマン レゼ篇』も加わり、日本アニメ映画の底力をさらに証明していく見通しだ。
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