芸人のチョン・セヒョプさんが急逝した。SNSに残された言葉が注目を集めている。
10月7日、チョン・セヒョプさんが前日6日にこの世を去ったと伝えられた。1984年生まれの故人は、2008年にSBS第10期公開採用コメディアンとしてデビュー。お笑い番組『韓流ネタバラエティ ウッチャッサ!』内のコーナーで犬のキャラクター「チャウチャウ」を演じて人気を集め、その後も『ギャグコンサート』などに出演し、近年まで精力的に活動していた。
一時は白血病により5年間の闘病生活を余儀なくされたこともある。診断を受けた当時、インタビューで「とても驚いた。何より家族がつらい思いをしている」と語りながらも、「医師から初期に見つかって希望があると言われた。必ず克服してみせる」と力強く話していた。
その言葉どおり、2022年に骨髄移植手術を受けたのち完治の判定を受け、芸能活動にも復帰。病を乗り越え再び舞台に立つ姿は、多くの人々に希望を与えた。
しかし6日、あまりにも突然の死が伝えられ、韓国全土に衝撃が広がっている。特に、自身のインスタグラムに残されていた「健康が一番」という切実な投稿が再び注目され、故人を追悼する人々の胸を熱くさせている。

(記事提供=OSEN)