韓国の済州島で「芸能人カフェ」として口コミで話題となり人気を集めた大型カフェが、1800坪に及ぶ国有地を無断使用していたという疑惑に包まれている。
これに対してカフェの代表は、音楽グループ「コヨーテ(KOYOTE)」のペッカとの関係について「まったく関係ない」と線を引いた。
10月7日、カフェ代表のA氏は、本サイト提携メディア『OSEN』の取材に「ペッカ氏とは何の関係もない。たびたび名前が出て誇張されている」と述べ、「慎重ではあるが明確に申し上げると、今は警察の捜査が優先だと思う」と語った。
この騒動は、前日(10月6日)のKBS報道をきっかけに浮上した。報道によると、3年前に芸能人が運営するカフェとして知られ、大きな人気を得ていた西帰浦(ソグィポ)市のある大型カフェが、約6000平方メートル(およそ1800坪)に及ぶ国有地を違法に転用していたことが確認されたという。
そのカフェの敷地全体は5000坪規模で、散歩に適した遊歩道やブランコ、芝生庭園などが整備され、広い駐車場や各種施設を備えて旅行客の「人気スポット」となっていた。しかし最近、西帰浦市が違法な山地破壊の疑いを確認し、自治警察に正式な捜査を依頼した。

KBSの報道によれば、A氏は「違法な山地転用に該当することを後になって知り、是正しようとしたが、資金的な事情で進められなかった」と釈明した。また、共同代表として名前が挙がっていた芸能人B氏は「今年4月に契約が終了しており、現在はカフェ運営とは無関係だ。当時は一部のインテリアを担当しただけで、敷地問題とは関係ない」と説明した。
A氏はこれについて、「敷地内の形状変更部分については私たちの落ち度だ。納得できない面もあるが、まずは警察の捜査が先だと思う」と慎重な姿勢を見せた。
特にペッカとの関係に関する噂が広まると、A氏は「現在、ペッカ氏とは何の関係もない。改めて明確に申し上げるが、今回の件とは無関係だ」と強調した。
ペッカはキム・ジョンミン、シンジとともに活動しているコヨーテのメンバーであり、写真家や事業家としても活躍している。彼はインテリア事業者として登録しており、過去にこのカフェのインテリア関連契約に一部関わったことがあるわけだ。
しかし今年初めに契約が終了し、それ以降は運営とはまったく関係がないと伝えられている。
なお、西帰浦市は警察の調査結果に基づき、当該カフェの無断使用地について原状復旧命令を出す方針だ。
(記事提供=OSEN)
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