韓国ボーカルグループBROWN EYED SOUL(ブラウン・アイド・ソウル)元メンバーのソンフンが、自身の脱退暴露に対する事務所側の反論に“再反論”した。
ソンフンは10月7日にインスタグラムを更新し、「Long Playの立場分、よく読みました。とあるメンバーや家族に対して人身攻撃をしたというのですが、一体私がどんな人身攻撃をしたのか、詳しく載せてください」と書き出した長文を投稿した。
ソンフンは1980年8月29日生まれの45歳。2003年9月にBROWN EYED SOULのメンバーとしてデビューしたが、20周年を目前に控えた2023年3月に、所属事務所Long Play Musicとの契約終了に伴うグループ脱退が発表された。当時、事務所は「当社とソンフンは専属契約を解除することで互いに円満に合意した」と伝えていた。
すると、自身の脱退について7日同日に「自分で脱退を決心しませんでした」とインスタグラムで突如訴え。2022年にBROWN EYED SOULのアルバムのレコーディングのため、メンバーのナオルの喉の調子が回復するのを待っていたところ、一方的にグループ脱退を強いられたと主張した。
また、自身のYouTubeチャンネル「SUNG BY HOON」も投稿中断を求められ、事務所社長から「もっとやりたいなら、ナオル兄さんにひざまずいてお願いしろ」と伝えられたと告白。そのうえで、BROWN EYED SOULの新アルバムに自身の歌声が含まれたことに不快感を示し、「(脱退は)自分の選択ではなかった。どうしても自分は最後まで守りたかったということをわかってもらいたい」と呼び掛けていた。
「20年間、あらゆることを耐えてきた」
これに対し、Long Play Music側は同日中に声明文を掲載。「元メンバーのソンフン氏が個人のSNSに投稿した内容のなかには、事実と異なる部分が多数含まれている」とし、「ソンフン氏はコロナ禍とメンバーの健康問題で活動の空白期間が長くなり、心理的な困難と不安定な状態を経験し、専門的な相談と治療を並行してきたと聞いた。この過程でほかのメンバーとその家族に人身攻撃的なメッセージを送るなど、不適切な言動が続き、当社はこれを憂慮して治療と休息を何度も勧めた」と反論した。
さらには「当社はソンフン氏の音楽活動をしたいという意志を尊重し、回復を助けようと、ソロアルバムの制作とユーチューブコンテンツの撮影など、個人の活動を積極的に支援し、最善を尽くしてきた」としつつも、「しかし、1年が過ぎたにも関わらず、状況が変わらず、これ以上(活動を)継続することが難しいと判断し、ソンフン氏との協議の末に専属契約を解除し、グループを離れることを最終決定した」とソンフン脱退の経緯を説明していた。
そして今回、Long Play Musicの声明文を受けてソンフンが“再反論”。「20年間、ありとあらゆることを耐えてきました。家族ですか?あなたたちだけが家族を持っているのですか。私の家族は大切ではなかったのですか?」と怒りを表し、「そのように出てこられるなら、私もまた、いかなる法的措置もすべて執るつもりです」と予告した。
ソンフンは「BROWN EYED SOULの今後の良い公演と音楽を期待し、尊重します」としながらも、「20年間をともにした忍苦の歳月を、ただ精神病者として貶めるのですか」と強く訴え。「私もまた、自分の名誉のために最後まで戦います。私もまた、事実に基づいた正確な事実だけを今後申し上げます」と伝えていた。

以下、ソンフンの投稿全文。
◇
はい、Long Play。
立場文、よく読みました。
とあるメンバーや家族に対して人身攻撃をしたというのですが、一体私がどんな人身攻撃をしたのか、詳しく載せてください。編集しないでください。
20年間、ありとあらゆることを耐えてきました。
家族ですか?あなたたちだけが家族を持っているのですか。私の家族は大切ではなかったのですか?
そのように出てこられるなら、私もまた、いかなる法的措置もすべて執るつもりです。
ユーチューブをできないようにしたじゃないですか。
私の編曲を担当したjuneに「やらなくてもいい」と言ったじゃないですか。
私もまた、BROWN EYED SOULの今後の良い公演と音楽を期待し、尊重しますが、20年間をともにした忍苦の歳月を、ただの精神病者と罵倒するのですか。
私もまた、自分の名誉のために最後まで戦います。
私もまた、事実に基づいた正確な事実だけを今後申し上げます。
ありがとうございます。